数値積分の場合にもっとも普通に使われるのは、台形公式とリチャードソン補 外の組合わせであり、これにはロンバーグ積分法という特別な名前がついてい る。ロンバーグ法の場合、h を半分にしていく。これは、台形公式では h を半分にした時に、元の h で計算した値はそのまま使えるので、計算量が 得になるからである。結局、普通の台形公式と同じ計算量ではるかに高い計算 精度が達成できることになる。