ルンゲ・クッタ法は「一段階法」と呼ばれるクラスに属する。一段 階法とは、ここでは、 における解 がわかっていれば、それだけ から次の時刻 での解 が求まるものである。
これに対し、 での情報だけでなく、その前のステップでの情報(導関 数の値や解そのものの値)を記憶しておいて、それを使おうというのが多段階 法である。これにより、余計な計算をしないで計算精度をあげようというわけ である。