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1.1 参考書

をあげておく。「数値解析入門」は絶版らしいが、常微分方程式の数値解法に ついて初歩から高度な方法まであつかった日本語でよめる本としてはもっとも 優れたものであるといってよいと思う。その次は同じ著者のもうちょっと薄い 本で、薄くなったのに内容はあまり減っていないのでちょっと難しい。

英語でよい本はいくつかあるが、それらは上にあげた本に紹介されている。こ こであげたのはハミルトン系(普通の運動方程式で書けるということ)に対し て特化した、シンプレクティック法と呼ばれる方法の概説書である。

あと、数値解析の前に、解けるような常微分方程式とか、解の存在/一意性、 安定性等についての一般理論の概説としては、多数の本があるが、

は平易な語り口でよい。



Jun Makino
Thu Aug 13 14:18:16 JST 1998