オイラー法は、すでに述べたように1次収束しかしない。つまり、計算精度を あげていこうとすると、それに比例して計算量が増えてしまう。また、ステッ プ数が大きくなるので丸め誤差の影響が出てくる。それでは、もう少し賢い方 法はないのであろうか?
もちろん、賢い方法はいろいろあるわけである。この講義では、主に以下の3 つのクラスの公式を扱う。ほかのものもないわけではないが、実用になってい るのはほぼこの3つに限られるからである。
とりあえず、次回(ともう一回くらい?)でルンゲ・クッタ法を扱う。