なお、同時に GRAPE-1 から GRAPE-6 までの歴代の計算機の展示・デモンストレーションも行ないます。こちらは 7/10 から 7/13 まで東京大学山上会館2階ロビーで行なっております。こちらも入場無料ですのでお気軽に見物に来て下さい。(期間中10:00-17:30, 最終日は 19:30 まで)
主催:
日本学術振興会未来開拓学術研究推進事業
次世代超並列計算機開発プロジェクト
日時:
2001年7月13日(金)18時-19時30分
会場:
東京大学山上会館大会議室
住所 東京都文京区本郷7-3-1
電話 03-3818-3008
アクセス:
プログラム:
司会 小久保英一郎(国立天文台)
18:00-18:10 GRAPE-6完成報告
牧野淳一郎(東京大学)
18:10-18:30 "The GRAPE Project--Worldwide Perspective"
Piet Hut(プリンストン高等研究所)
18:30-19:20 「理論天文学の望遠鏡--超高速多体問題専用計算機GRAPE--」
杉本大一郎(放送大学)
19:20-19:30 質疑応答
講演者略歴、講演要旨は下の資料を参照して下さい。
参加申し込み:
資料の準備がありますので参加希望の方は講演会事務局まで
メールで参加申し込みをして下さい。もちろん当日飛び込み
参加も可能です。
講演会事務局 久賀恵子 hisaga@astron.s.u-tokyo.ac.jp
参加費:
無料。
問い合わせ:
上記講演会事務局までお願いします。
Piet Hut
アムステルダム大学博士。プリンストン高等研究所、カリフォルニア
大学バークレー校を経て、現在プリンストン高等研究所教授。専攻は
天体物理学、特に恒星系の進化。
GRAPEプロジェクトのアメリカ代表。
日本で開発されたGRAPEは現在世界中の天文学者が使用している。 世界中で活躍するGRAPEについて紹介し、今後の世界的GRAPE プロジェクトについて語ろう。
「理論天文学の望遠鏡--超高速多体問題専用計算機GRAPE--」
杉本大一郎(放送大学)
天文学の2つの柱として観測と理論がある。理論を進めるにあたって、 超高速計算機が特に大きい役割を担っている。宇宙の長い時間スケー ルで起こる現象を、計算機でバーチャルに再現出来るからである。 普通の望遠鏡がアクセス出来る空間を広げるものと言うなら、計算機 は時間を圧縮してアクセスしようとする望遠鏡と言うことが出来る。 そのためのGRAPEプロジェクトについて、その意味と最近の進展を語る。