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何度も出てきたがもう一回式を書いておく。
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(15) |
ここで
は6次元位相空間での分布関数である。
は重力ポテンシャ
ルであり、以下のポアソン方程式の解として与えられる。
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は重力定数であり、
は空間での質量密度
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である。
これを流体の時と同様に線形化して、その振舞いを調べる。分布関数を
、ポテンシャルを
とし、添字0がつくほうは定常解で
あるとして式を整理すれば
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(18) |
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ということになる。これが線形化された無衝突ボルツマン方程式である。
Jun Makino
2003/11/16