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以下のどれでもOK。
M2, D3, 他学部、他学科の人は成績報告の都合があるそうなので〆切は 2/9
とします。それ以外は(一応)2/28。但し、事務の都合で変わるかもしれないの
で Web のほうを参照してください。
- NFW プロファイル、 Hernquist モデルまたは一般化された
Dehnen model について、以下の問いに答えよ。
- potential-density ペアの形を書け。
- 速度分布は等方的であるとして、分布関数 をエネルギーの関数と
して書け。
- 適当な単位系 (Hernquist, Dehnen では Heggie Unit, ,
, NFW は「適当」)の下で、速度分散を半径の関数として求めてグラ
フを書け。
- それぞれのモデルが、銀河団、銀河、矮小銀河を表していると思った時
に、(サイズ、質量をそれらしくとった時に)、局所的な緩和時間と宇宙年齢
(14 Gyr とする)の比を半径の関数として書いてみよ。但し、系を表現する
のに使った粒子数は 100万とし、2粒子ポテンシャルは厳密な ポテンシャルとする。
- 上の結果から、宇宙論的構造形成シミュレーションの結果の信頼性について議論せよ。
- 銀河団ガスの分布について、以下の問いに答えよ。
- ダークマターの分布が正しい等温分布であるとして、X線ガスの表面輝度がどうなるかを求め
よ。のいくつかの値についてやってみること。
- 上で求めたガスの表面輝度を Jones & Forman (ApJ 1984, 276,
38)での Einstein の観測結果と比べて、大雑把(目でみて)でよいから
の値を求め、Jones & Formanの値と比較せよ。
- 恒星系の分布が等温ではない時の等温ガスの密度をポテンシャル
の関数としてあらわせ。
- Hernquist model の場合に、X線ガスの表面輝度はどのようにな
るか求めよ。なお、半径無限大で発散する場合は、適当な半径で分布を打ち切っ
てよい。
- これまでに紹介された論文(どれでもOK)のなかから、どれかを読
んで内容を要約し、それが正しいかどうかについて議論せよ。
Jun Makino
平成16年1月25日