シミュレーション天文学 2009

講義全体について

  1. 講師
    花輪・富阪・牧野
    連絡用メイルアドレス simulation2009 - at - grape.mtk.nao.ac.jp
  2. 講義の時間、場所
    9月7日(月)〜10日(木)天文台大セミナー室
  3. 参考書
    シリーズ現代の天文台 14巻 シミュレーション天文学
  4. 講義の進め方
    講義+実習
           10:00〜12:00 13:00〜15:00 15:30〜17:30 18:00〜
    9月 7日(月) 講義      講義/実習   実習      懇親会
              (2章:牧野:常微分方程式)(NEMO実習)
                                 
    9月 8日(火) 講義      講義/実習   実習
              (3章前半:花輪:双曲型偏微分方程式[線形、バーガーズ方程式])(CANS実習)
    
    9月 9日(水) 講義      講義/実習   実習
              (3章後半:花輪:双曲型偏微分方程式[流体システム方程式])(CANS実習)
    
    9月10日(木) 講義      講義      /
              (4章:富阪:放物型、楕円型偏微分方程式)
    
  5. 評価
    課題の提出による。

講義概要

概要:理論研究ではもちろんのこと、観測天文学研究や装置開発研究においても モデルに基づくシミュレーションは研究者にとって避けて通れない研究手段です。 特に偏微分方程式、常微分方程式の数値解法(計算機を用いて解くこと)は、天 体物理学をはじめとする物理学の基本的研究手段の一つといえます。この分野は、 その数理科学的基礎付けを座学により学ぶとともに、実際にプログラムを書いて 動かしてみることによって深く理解できるという特色があります。この講義では プログラムを書き実行する演習も行います。

達成目標

履修者の専門分野にかかわらず偏微分、常微分方程式の数値解法の理 論の基礎を学ぶとともに、実習を通じて代表的な数値解法がプログラムできるよ うになることを達成目標とします。

講義資料等

  1. 9/7 牧野担当分
  2. 9/8-9 花輪担当分
  3. 9/10 富阪担当分

必要なソフトウェアのインストールについて

  1. nemo
  2. IDL