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さて、「普通は」RKで十分というのは、もちろん時と場合によっては違う方法
を使うべきであるという意味である。なぜそういう場合があるかというのは、
以下の理由による。
- RK法は(次数のいかんにかかわらず)ある問題を解くのにもっとも計算
量が少ない方法ではないことが多い。
- 特に、問題の種類によっては、特別な RK 法を使うと非常にうまくいく
ことがある。
- 問題の種類によっては、普通のRK法ではどんなに計算時間をかけてもま
ともな答がでない。
まあ、このへんは詳しい話をやりだすときりがないので、簡単に。以下、上の
3つを順番に扱う。
Jun Makino
平成17年11月7日