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この文書は、学部3-4年生から修士1年生くらいを対象にした、
C++ によるプログラミング、数値計算、その他研究に必要な
計算の使いかた解説になる予定である。牧野の研究室向けなので、
FDPS を使ったプログラムを書いてシミュレーションができるように
なることがとりあえずの目標である。
以下のような感じで書いていきたい
神戸大学惑星学の学生であれば、今までに Fortran による数値計算の
実習をしているものと思う。プログラミングの基礎としてもちろん
Fortran をやることに問題はないし、分野によっては主力となる
言語であるが、逆に分野によって、あるいは目的によってはは他
の言語を使うことも必要になっている。その代表が C++ 言語である。
物理・天文・地球科学の分野では、Fortran も使われる一方、 C や C++ 言語
での開発も広く行わている。また、色々な目的で、「スクリプト言語」といわれる、
python (牧野は個人的には ruby を好むが python が一般的になっていることは
否定しがたいので、少なくともこの文書ではスクリプト言語として python を
使う、、、つもり、、、である)が使われる。従って、Fortran の他に
C++ の仕様の解説は C++リファレンス がある。非常にわかりやすいとはいえないが詳細かつ正確ではある。
Wondows のマシンを使っている場合、現在、C++ コンパイラ等を使う標準的な方法は、
WSL をインストールして Linux 環境が使えるようにし、それに標準でついてくる
GCC を使う、というものになっている。いれかたはネットで検索してそれっぽいものを
発掘できるようになってほしい。
Windows 11のマシンなら、
Windows 11にWSL 2、WSLgをインストール
等を参考にして、 Ubuntu 20.04, WSLg をいれるのが無難である。
WSL で WSL をいれたあとは基本的には
Mac では、標準では clang という別の系統のコンパイラがはいっている。これでも
通常問題はないが、まあ、 gcc いれましょう。これも
いれかたはネットで検索してそれっぽいものを
発掘できるようになってほしい。MacOS GCC とかで検索して、「大丈夫そうなもの」に従う。 0. 初めに
0.1. 言語について
が使えることは、研究の他、企業での開発等においても必須になってきているといえる。
0.2. 参考資料
0.3. コンパイラのインストール等
(sudo) apt install build-essential
でコンパイラ関係ははいるはずである。
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