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56. 求人公告 (2008/1/24)

日記にも書いてますが、ひょっとしてこっちを読んでおられる方の中に興味を 持つ人がいるかもしれないので。

国立天文台天文シミュレーションプロジェクト(CfCA)では、「専門研究職員」という ものを現在2名募集中です。詳しい情報は CfCA のサイトにありますが、

をおこなっていただく方で、給与は国立大学等の助教(助手の名前が変わった もの)相当となります。国立天文台には多数の観測所等に専門研究職員が在籍 していて、機器開発、運用の重要な部分を担っておりますが、 CfCA でもその ような形で職員の増強を図っていくものです。上のような業務内容ですので、 天文学研究の経験が必須、というわけではありません。もちろん、計算機を使っ てどんな研究をしているか、ということの理解が、良いシステム構築のために は必須ですが、これは実地に経験していけばよいことと思っています。また、 博士号も必須ではありません。

本来ならばこのような職は常勤(任期なし)の技術職員等が担うべきものですが、 国家公務員定員削減や国立大学、国立研究所(正式には「大学共同利用法人」) の予算削減が一律、無定見に行われるなか、運用業務、研究開発を続けていく ためにはどこでも非常勤職員の増強が必須となっています。

CfCA では、今年度4月から、

と多種の計算システムを持つことでこれまでの大学・国研の計算センターに比 べて低コストで高い計算能力を多様なニーズを持つユーザーに提供する、とい う新しい方向性を目指していきます。そのような新しい HPC のための計算セ ンターのありかた、また GRAPE 等のハードウェア、ソフトウェアの開発等に 興味がある方は是非応募を検討していただければと思います。職務内容等につ いての問い合わせは牧野まで直接でも結構です。
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