つっても、非公開のを別につけているわけではない。
Copyright 1999- Jun Makino
2019/06 2019/05 2019/04 2019/03 2019/02 2019/01 もっと昔まあ予想されることだが福島の教訓は、もっと参考レベル上げて 1mSv/y とかもいわないことにすれば除染とか避難のコストを切りつめられる、小児甲状腺がんなんか増えない、ということなんだな。
Childhood thyroid cancer cases found in Fukushima Prefecture are unlikely to be the result of radiation exposure after the accident. とちゃんと書いてあって、これは本格検査の部会まとめを既に反映している。
これに間に合わせたいというのも結論急いだ理由なのかしら?
そういう、情報基盤センターの仮想化サービスみたいなのやらないかしら?
まあその Ruby の mail 使ってなんか書いたわけだが。
どうしてパスワード付きエクセルで××(伏字)ファイル送ってくるのかしら?
csv にして emacs で編集すればいいじゃん。
そうね。そのほうが1000倍速いわ。
皆サードガールを読んでK大学(=山大学)工学部について学習するべきである。(書いてあることが本当かどうかは知らない)
引用:財務省は「教育予算を削ることありきでは全くない。価値を高めようと努力する大学をもっと評価したい」と話す。
「私達はこんなに頑張って、苗がよく育つように引っ張ってあげています。伸びないでかれてしまう苗は努力が足りないのです。」
Adblock Plus がががという説もあるようなのでとりあえずホワイトリストにいれてみる。
大学はお金がないが、その代わりお金とってきて何かするのはまあ割合勝手である。
理研は莫大なお金が流れているがそれをどう使うかはトップダウンできまる。 それは特定研究開発法人というのがそういうふうに設計されているから。
つまり、特定研究開発法人は「選択と集中」のための組織として機能する。
では、細いリングではなくてディスクならどうか、というのを考える。局 所的に適切な座標系は (log r,θ) にすればいい?
内側のセルを考えると、例えば半径上なら 距離 1-r, サイズがrθ のも のが 距離は -log r でサイズは θ に見える。
r<<1 の時、opening angle が rθ のものが -θ/log r に見えるわけで、 opening angle を過大評価する が、まあ、計算量にそれほど影響はしないはず。
r>>1 の時、距離 r, サイズ rθ のものが 距離 log r サイズθ に見えるので、 opening angle が θ のものが θ/log r に見えるわけで、 ずーっと外側のほうだと opening angle を過小評価する。これは精度面から補正がいるがまあ補正すればいい。
treewalk はデカルト座標でする実装も考えられる。こっちのほうがまともか。
まあ、 rmax/rmin が5とか10とかあれば普通のデカルト座標ツリーでいい ので、2 とかくらいの時が問題。それだと log r 使うくらいでいいか。
どうもありがとうございます>内田様
引用: 県は専門家で作る検討委員会にがんやその疑いと診断された患者の人数を報告していて、ことし3月末時点で、218人としています。
引用:しかし、患者や家族を支援する「3・11甲状腺がん子ども基金」によりますと、支援を依頼してきた患者の中に、報告に含まれていない可能性がある人が少なくとも17人いることがわかりました。
引用:このうち16人は、県の検査以外でがんやその疑いと診断されたということで、県は、把握が難しいことから報告には含まれていないとしています。
引用:もう1人は、事故当時4歳だった子どもで、県が3年ごとに行っている検査のうち、去年行われた3巡目の検査でがんと診断され、ことし3月に県立医科大学で手術を受けましたが、県の報告には4歳の子どもは含まれていないということです。
引用:甲状腺検査をめぐっては、おととしにも報告から漏れた4歳の子どもがいることがわかり県が調査した結果、おととし6月末までに報告に含まれない患者が12人いたことがわかっています。
うーん。この状態では本格検査2回目以降は何がでてきていることになるのか、という以前に、県の検査以外でこんなに沢山見つかるのはそもそもどういうことなんだろうという問題が。
これと経過観察がはいっていない問題との関係もよくわからないし
まあ同じようなものだと。
池上さんというか英子さん。
引用: また、解析については、先行検査時点での比較で使用した 4 地域の単純な比較には多くの要因が影響しているものであり、放射線線量と甲状腺がんの関係を見るうえで、UNSCEAR の市町村別甲状腺吸収線量を利用した解析を行うことは、妥当であったと考 える。
委員の意見は色々でているが
引用:表現について、「甲状腺検査本格検査(検査 2 回目)に発見された甲状腺がんについては、放射線被ばく線量との関連を示す知見は得られなかった」とする方がより正確な記述と考える。
引用:甲状腺がんと放射線被ばくとの因果関係については、肯定・否定とも断言することはできないと考える。
とか。統計学を放棄してでも結論は妥当といわないといけない立場というのも大変である。
引用:エネルギーをテーマにした19日午前の分科会。参加した10人の経営者らから「原発再稼働を推し進めるべきだ」という意見が相次ぐなか、水を差すような発言が出て、会場は微妙な雰囲気に包まれた。
引用:「これが本当にベストなのか?」
引用:発言の主は大手商社、丸紅の国分文也会長。国のエネルギー基本計画で定められている「2030年度の電源構成」に疑問を呈したのだ。
引用:エネルギー基本計画では30年の電源構成(ベストミックス)として、原発が20~22%、再生可能エネルギー22~24%、石炭火力26%などとする電源比率が示されている。
引用:国分会長は、再エネ普及を進めている欧州の事例を紹介しつつ、「日本は原発にどんどんコストをかけている。グローバルな方向と逆に向かっているのでは」と、きっぱりと指摘した。
引用: これに正面から反論したのが、日本製鉄の進藤孝生会長だ。 「エネルギーで『世界の潮流』という場合、欧州を指すことが多い。注意が必要だ」
引用:進藤氏はこうくぎを刺し、中国のように原発に力を入れる国も少なくないと強調した。「国によって事情が違う。今のベストミックスは日本経済の現実を踏まえ、総合的な知恵を詰めたものだ」と基本計画に沿ってエネルギー政策を進めていくべきだと主張した。
引用:ただ、原発の目標値については、再稼働の遅れから「達成が難しくなっている」と語った。
全く定量的な話にならないで「グローバルな方向と逆」とか「総合的な知恵を詰めた」とかいってもしょうがないわけだが、朝日がアレなのか実際の議論がアレだったのかどっちなんだろう?
しかし21世紀も 1/5 が終わろうとしているのにまだテレビ会議程度がまともに使えないってなんなんだろう?もう AR とか VR とかで会議できないのか?みたいな。
講義終わって帰ってきた。ちょっと茫然。体力・気力が足りない。
引用: 日本の第2世代スパコンの性能をまとめてみてわかるのは、例えばLinpackの結果をみても、実際に得られるFlops性能とピーク性能には大きな乖離がある。
引用:これはスパコンのマイクロアーキテクチャと問題の相性もあるが、ハードウェアが同じであってもプログラムの最適化によって、性能が大きく変わるからである。
引用:なお、この結果は30年あまり昔のものであり、最近ではスパコンのLinpack性能は、ピーク演算性能の50%~90%程度の性能が得られるようになってきている。
これはちょっと違う気が。性能低いのは N=100 だからで、当時は N=1000 が TPP (Toward Peak Performance) だったから、、、今はメモリにのる限り でかいサイズでいいんだから、まあある程度の効率がでるようにするよね。
あと別に日本のスパコンだけが効率低いわけじゃないし。 XMP も Cray-2 も同様。
まあ、河野太郎にしても民主党の時にしてもその辺のスパコン批判は本質的な問題を何もわかってない、というのは前にも書いた。
我が神戸大学惑星学科もでてます
なお、神戸大学惑星学専攻の修士課程(博士前期課程)出願期間は7/23-26 です。皆様忘れたり遅れたりしないようよろしくお願いします。
引用:恐れるべきは、マスコミがよく比較するかつて地球シミュレータの計算速度を抜いたIBM製「BlueGene」の後継機である20ペタFLOPS級の最新鋭機ではなく、POWER7を搭載したIBMが真に本腰を入れて開発する汎用性の高い最新鋭機なのである。
まあ私も色々外してるとは思うがここまでではないと思いたい。
計算機はお金を掛けてしっかり作ってあるようなものは商業的に成功しなくてちゃちく見えるものが手強い、という話は A few good men from UNIVAC に書いてある。
絶版とかになったらPDF公開したいんだけど、まだそうなってないっぽい。
英語でよければ Moving Stars Aroundもどぞ。
引用:また黒川氏は、東京大学と福島医大の調査結果で、伊達市住民の生涯積算線量について解析した第2論文の図7の縦軸が、2.2倍であったとしている点について、「図7の縦軸を2.2倍にするとなれば、生涯線量も2.2倍になるはず」と指摘。
引用:「第2論文の結論に示された生涯線量の数値は妥当であり、告発者側が主張する個人線量の過小評価はない。」とした福島医大の結論は、論理的にあり得ない。」とのコメントを発表した。
引用:一方、早野氏は、図7は2.2倍になるとしながらも、過小評価はないとする医大の発表通りであるとの見解を示した。.
これは、福島医大の調査報告にある「第 2 論文の結論に示された生涯線量の数値は妥当であり、告発者側が主張する個人線量の過小評価はない。」という文言についての話。
実際に生涯個人線量については測定値の累積線量への変換には早野見解の1/3が修正されて 0.46 になった間違いがあるが、「告発者側が主張する個人線量の過小評価はない」というのはかなり意味不明な主張である。
第二論文図6,7 の間にある矛盾は1つではなく、測定データの積算とフィットモデルの積算はそれぞれ整合しなくて、ずれかたは違うことがわかっていて別の間違いであるが、東大のも福島医大のも測定データの話しかしていない。
つまり、どちらも「フィットモデルの積算には間違いがない」という(明らかに間違った)解釈にたっていると考えられる。
フィットモデルの積算に間違いがないという(間違った)立場をとるなら、「告発者側が主張する個人線量の過小評価はない」という主張は論理的には可能だが、立場が間違っているのでこれはもちろん間違っている。
あ、話はもうちょっと複雑で、生涯線量の評価は図5に示されている曲線に よっていると論文には書いてあって、で、図7のキャプションにはこの図に示 されている曲線は図5のと同じと書いてあるけど実際にはそうではない。
で、図5の値は、論文に書いてある「18mSv」と「あまりずれていない」のは科学4月号の黒川・谷本論文で確認されている。
7ヶ月、38ヶ月で図5は 1.9, 4.8 くらいで、図7は 0.45,2.9 くらい。 なので、その前の被曝量 1.4 を足した、というだけでは説明がつかない ずれがある。
でも、図6のモデルの値を積分しても図5の値にも図7の値にもならないので、測定値の図6が正しく図7が間違っている、というならフィットモデルの線は図5が正しい、というわけにはいかない。
あまりにあらゆるところに問題がちりばめられていてなにがなんだかわからないが、結局、「告発者側が主張する個人線量の過小評価はない」という主張はやはり、図5,6,7 のフィットモデルが全部違う、という不整合を無視しなければ成り立たない。
つまり、「告発者側が主張する個人線量の過小評価」はやはり存在しており、福島医大の調査報告は科学的整合性を欠いている。
福島医大の報告では「第 2 論文を精査したところ、告発者が指摘した図の誤りについて、図7が該当する」とあり、「精査」したにもかかわらず図6と7のフィットモデルの不整合を発見できず、早野さんがあらかじめ「見解」で述べていた測定データの不整合だけを発見した、ということになる。
素晴らしい「精査」である。
1/8 の見解を撤回する、というのは、その全てを撤回してなかったことにする、という意味であろう。つまり、そこに書いてある色々なことは全て撤回されてしまったわけだ。
言い換えると、早野さんは宮崎早野2論文について、東大・福島医大の調査結果は正しい、という以外は何もいっていない、ということであろう。
例えば、調査された1点以外に間違いがあるかどうかについても「解析上の誤りは見いだされておりません」という「発言を撤回」した、ということであろう。
早野さんは伊達市からデータがでてくるまでこれ以上指一本動かさない、ということであろうと想像されるので、これは、伊達市は「匿名化し」「地理情報も適切に丸め」「不同意者情報を除いた」ものを早野氏・宮崎氏に提供するという対応は考えられる。
その同じデータを第三者に提供することも結果の検証という観点からは当然必要となろう。この第三者は、匿名化を行う人とは別でなければならない。
早野さんは東大も福島医大も泥まみれにすることに見事に成功したわけで、それは制度としての科学がどのように振る舞うものかを実地に示す素晴らしい功績だと思うんだけど、まあ、もうちょっとましなものでもありえる、と示す必要もある。
引用:地球を周回する衛星、月はどのように誕生したのか。天文学者を長く悩ませている難問だ。米国のアポロ計画で50年前、人類が初めて月に降り立ち解決できるとみられたが、逆に新たな疑問が生まれ謎は深まるばかりだ。
引用:混迷状態を打開しようと最近、日米の研究グループが課題を解消する新説を打ち出し「有望な提案だ」と注目されている。
引用:月の起源の新説は、海洋研究開発機構の細野七月特任技術研究員や米エール大学の唐戸俊一郎教授らが2019年4月、英科学誌「ネイチャー・ジオサイエンス」に発表した。原始の地球の表面は岩石が溶けたマグマで覆われ、月はこの「マグマオーシャン」から主に造られた可能性があるという内容だ。
日経さんどうもです。
引用:京都大学に合格した時も、東大に職を得た時も、私はこれっぽっちもうれしくなかったんです。そういった時、いつも私はホッとしていました。成功する人間というのは、そういう人間です。『成果を上げなければ、生きてる値打ちなんかない』って心の底から思ってるから、成果を挙げられます。
引用:東大や京大に合格するような勉強のために青春を捧げるのは、まともな人間には無理です。『合格しなかったら死ぬ』って思ってるから合格するんです。そんなふうに子どもを育てるのは虐待です」
引用:なぜエリートは、原子力発電所のような、最初から安全に運営することなど不可能なシステムを安全に運営できると信じられるのか。彼らは偉い人に叱られるのが怖いので、そう信じられるんです。そういう人々にこの国を任せてはいけません。おびえない人に任せないとダメなんです
安富さんは天才なのでがんばっただけで成功できるし研究成果もあげられるんだけど、普通の人はそうはいかないんだよな、、、
というのはポイントではなくて、なんとかいうか確かにそういう感じの人は一杯いるよねという、、、そういう価値観で研究者目指すと、それでも成功できなければ破綻するし、成功したら周りが色々面倒なので、、、
引用:当該研究においては、研究計画書からの逸脱等は散見されるものの、倫理指針に対する重大な不適 合に該当するものではなかった。 また、第 2 論文中に故意ではない誤りは認められたものの、捏造・改ざん・盗用に該当する研究 不正については認定できない。
うわあ、、、まあ捏造等認めないのは想定内として、同意してない人を除外できる情報をもっていたのに除外しないで使ったのを倫理規定違反ではないと認定したのね。
引用:いずれも論文著者の精査不足に起因するものであり、軽率なものであったと考えますが、規範規則第 2 条に定める「故意」によるものとは認められず、また、「研究者としてわきまえるべき注意義務を著しく怠ったことによるもの」とまではいえないと判断しました。
要するに早野さんは軽率だが「注意義務を著しく怠った」とはいえないので不正とはいえないと。まあ「著しく」の定量的目安とかないからどんな判断でもできるがこのレベルでも不正ではないという前例を東大は作ったということであろう。
引用: なお、倫理指針違反については研究不正に関する調査を任務とする、規範委員会及び調査委員会の調査範囲外の事項であり、この点については判断しないこととしました。
つまり倫理指針については東大側は判断していないので灰色のままであると。
まあ、早野さんの論文はこの程度の間違いがあっても不思議はない、ということなんであろう。で、東大ではこれくらいでは「注意義務を著しく怠った」ことにはならないと。
とはいえ、福島医大の報告では「該当論文 2 編は速やかに是正されるべき状況にあり」と明記していて、方法も結果も適切ではない、という結論ではある。これはなかなか大きい。
要するに2論文とも使いものにならない、とは結論しているわけなので。
まあ適切な調査報告かというととてもそうは思えないが、それでもこれだと。
福島医大のほうへの申したては、論文の中身については「イ 第 2 論文に捏造と疑われるグラフが存在すること」の1点だけなので、黒川レター+そのあとに判明した点全部についてさらに申し立てを行うことは可能であろう。
倫理規定違反でもっとも重要なのは「医学系研究の倫理指針に対する違反について ア データの提供に同意していない市民のデータを使用していること」だが、 これについての「調査結果」は、
引用:個人被ばく線量把握事業実施時に、伊達市において同意・不同意の確認をとっている状況、および当時の倫理指針を踏まえると、研究者が提供されたデータの同意状況を確認することまでを求めることはできない。
引用:結果として、当該研究にデータの提供に同意していない市民のデータが含まれていることは非常に問題であると考えるが、これは伊達市による同意情報の管理が不十分であったことに起因するものであり、被告発者側に倫理指針に対する重大な違反や過失があったとは認定できない。
これはもちろん詭弁で、研究者にはデータの同意状況を確認できるレベルのデータがわたっていることは情報公開請求で既に判明している。それなのに「データの同意状況を確認することまでを求めることはできない」のは意味不明である。
引用:当該研究に使用したデータは、研究承認前の 2015 年 8 月に伊達市から受領したものであることは被告発者も認めているところである。当該研究は、被告発者が市政アドバイザーとして事業をサポートした延長線上に企画・実施されたものであると考えられる。
引用:本来であれば、当該研究承認後に改めて研究用データの提供を受けるべきであったと考えるが、当該データが提供元である伊達市の了解のもとで、個人情報を含まない状態に匿名加工されていたものであることを考えると、被告発者側に倫理指針に対する重大な違反や過失があったとは認定できない。
ここには極めて重大なことが書かれていて、「当該データが提供元である伊達市の了解のもとで、個人情報を含まない状態に匿名加工されていたものである」とある。
つまり、「当該データ」を「個人情報を含まない状態に匿名加工」したのは「伊達市の了解のもと」によるものなので「個人情報を含まない状態に匿名加工」したのは伊達市ではない。
言い換えると、伊達市は個人情報を含んだままのデータを被告発者に渡しており、匿名加工したのは被告発者であるということになる。
この報告では、「個人情報を含まない状態に匿名加工されていたものである」と主語をごまかしているが、これを被告発者がやったなら、もちろんそれは研究計画書とは矛盾する。
つまり、福島医大は、明らかに意図的に虚偽の研究計画書が提出されても倫理指針に対する違反ではない、と判断したことになる。
So it goes.
さて、「お前が全部悪い」といわれた伊達市の調査委員会はどうなることやら。
東大への申し立ても、研究不正については「セミナー発表(別紙記載1)のスライドと論文のグラフの値に齟齬がある(研究不正)」の1点なので、あと10点くらい申し立てをすることは可能と。
そういえば NBODY4 のテープには F77 (というか、、、)で書かれた roff プログラムがついてきてた。
止めるべく本人が実践しているのが選挙だということだとはおもう。
富岳でちゃんと惑星科学の成果をだしていくための議論をする重要な機会となりますので、関心のある皆様は積極的にご参加下さい。
これかな。
なかなか良いことが書いてある。以下とか:
引用:(4)適切な情報発信 発信する内容は事前に確認するとともに、正確な情報の発信を心がけ、公序良俗に反する内容の発信、相手を誹謗中傷する内容の発信及び社会規範に反する発信はしないでください。
引用:また、事実に反する情報や誤った情報を発信してしまったときには、誤りを認めたうえで速やかに訂正し適切な方法で謝罪するなど、誠実な対応を心がけてください。
一読しておいてもいいんじゃないかと思う。
つまり、臨界でなくても核分裂生成物の崩壊熱だけで大事故になる、という、原子力発電所の基本的な特性について無知であった、ということです。
別に無知であることが悪いとはいいませんが、「正確な情報の発信を心がけ」て欲しいものではあります。
これはつまり菊池さんとの間には対話が成り立たない、ということで、なかなか難しい状況ではある。
HBOL に寄稿する「反論」も私の書いたものを一切読むことなく書くんだろうか?
とりあえず前の時のをベースに、、、
えーと、朝日はどこに向かっているのかしら?大政翼賛会?えーと、(構成 論座編集長・吉田貴文)なのか。あらま。
引用: 参院選(21日投開票)に立憲民主党から比例代表で出馬している吉本芸人のおしどりマコ氏(44)が12日、記者会見し、朝日新聞の言論サイト「論座」の記事で名誉毀損されたとして、該当部分を削除させていたことを明らかにした。
引用: 問題となった記事は今月2日に掲載された。「『放射線副読本』はなぜ回収されたのか」のタイトルで国立天文台の大石雅寿氏が寄せた記事。
引用: 福島原発事故後、メディアの不安を煽る報道に懐疑的な見方を示す大石氏はマコ氏の「医師から堕胎を勧められた人に何人も会いました」との発言を引用し「しかし、福島県で事故後に中絶数は増えていない」と言及。
引用: 記事掲載は4日の参院選公示直前で、マコ氏の社会的評価や信用低下を狙ったとして、朝日に記事撤回を求め、11日までにマコ氏への言及部分が削除された。
引用: マコ氏は「朝日の記者は東電会見でよく一緒に取材し、自分の足で書いているが、(今回は)まとめサイトを論拠として書いているのに驚いた。原発事故前、安全神話があったように偉い人や肩書がある人の文章をうのみしてしまうことが怖い」と話す。
引用: 朝日新聞社広報部は本紙取材に「名誉毀損にあたるとは考えておりませんが、参院選の期間中であることを考慮して、おしどりマコ氏の記載に関わる部分を削除いたしました」とコメントした。
これは寄稿者の同意は得て行われたのかしら?本人からの削除に関する直接の言及はなさげ。
「1.甲状腺がんに早期発見早期治療が有効というエビデンスはない」これは、チェルノブイリのような実際に被曝による小児甲状腺がんが増えたところでの知見ではないので、増えているかどうか自体が問題な福島には適用できない。
「2. 従って無症状者への甲状腺スクリーニングは受診者に利益がない」これも、チェルノブイリのような実際に被曝による小児甲状腺がんが増えたところでの知見ではない
「3.一方で、過剰診断をはじめとする害ははっきりしている」これは、菊 池さんの記事では、
「福島で発見された甲状腺がんは将来症状を現すはずのがんを前倒しで発 見していると考えるだけではとても説明がつかない数だと言われる。相当数の 過剰診断が発生していることはもはや明らかである。」
と、「言われる」から「明らかである」にジャンプする論理の飛躍によって「はっきり」しているもので、ちゃんとした根拠があるかどうかは不明である。
「4.従って無症状者への甲状腺スクリーニングは害が利益を上回る」これは、1-3の根拠がはっきりしない以上、そういえる根拠もはっきりしない。
「5.そのような検査を行ってはならない」これも4と同じ。
ここで、菊池さんは、現在の甲状腺検査は倫理的に問題はあるものの科学的には問題ない、という暗黙の前提と、福島では被曝によって甲状腺がんは増えていない、ということは明らかである、という暗黙の前提によって議論を組み立てていることに注意しましょう。
なお、ここでの菊地さんの主張は、「論座」記事の「上」で菊地さんが展開している、「福島県の甲状腺検査は医学研究倫理、具体的にはヘルシンキ宣言に反している」という主張とは類似していますが別のものです。
というのは、ヘルシンキ宣言は「医学研究」についての指針であるのに対 し、甲状腺検査やその母体である県民健康調査は、「将来にわたる福島県民の 健康の維持、増進を図ることを目的」(福島県Web pageによる)ものだからです。
論座記事では菊池さんはこのことを十分に意識していて、「そう書いてあ るけど実際は医学研究になっている」と強弁し、従って、医学研究倫理に反しているといえるという論理を展開しています。
が、その論理は無理である、というのが 私の記事に書いたことです。
解析解の数値積分(がいるんだこれ)を精度よくやったら数値解と一致した。
特に、現在までに出してきている「中間まとめ」や「部会まとめ」については、白紙からの再検討は必須と考えています。その上で、検査をどうするべきかを判断するべきでしょう。 現在の検査をそのまま継続するべき、ということではありません。
これ、 Authors: Katja Valaskivi Anna Rantasila Mikihito Tanaka Risto Kunelius とあるんだけど、
This chapter was contributed by Researcher Daisuke Yoshinaga from Waseda University. と書いてある。
Chapter を contribute した人って普通は author じゃないのかしら?なんか不思議な感じ。
ちなみに、こういうデータ並列アプローチが死んでしまった理由は 昔書いた
Binney 大先生。ほんまかいなこれ。
講義準備はした。専攻長業務その他は明日に。すみません。
今日の会議ではなんだかいっぱい人事案件の報告・審議があった。まあその人事が凍結とか後任がとれないとかでなくて動いているのは素晴らしいことではある。
ここで「いっぱい」というのは1つではないという程度の意味である。
というか、人事1つに対して必要な会議の数ちょっと我が山大学多くないかという気もする、、、もちろん、ちゃんとやる、ということによって色々な意味で高いレベルが維持される、ということはあるので必要なコストなのかもしれない。
先月の第13回甲状腺評価部会ででてきた部会まとめを承認する儀式のはずがだいぶ荒れた模様。まあそのあれだけ統計学を無視した上に計算間違いまでやらかしてましたでも結果は変わりませんという部会まとめを承認するのはなかなか抵抗があろう。
本格検査2回目は悪性ないし悪性疑いが合計24人。2016, 2017 年度12人づつで、本格検査1回目のような年度間差はみられない。
といっても人数少ないので本当は2倍とか違ってもおかしくないという程度。また、経過観察から悪性判定になった人は数えていません問題は解決していない。
あと、外部被曝実効線量推計ではやはり線量が高いグループで悪性率が2倍程度高い傾向は残っている。
修士論文かこれ。
これは個々の M2L にFFT 使って、というもの。質量分布表現するところで計算量が pの3乗になるのであんまりメリットない気がするがどうなんだろう?オーダーは同じでも係数が変わるかも。
Ong+03 は FFT+PP で、FFT はどっかのレベルで1回。これはFMM のままで全部のM2LをFFTでと。
引用:個人に関する一定の情報が公表された場合において,それが, ア)私生活上の事実またはそれらしく受け取られるおそれのある事柄であること イ)公表された者の立場にたってみた場合,一般人の感覚に照らせば公表を望まないと認められる事柄であること
引用: ウ)いまだ一般の人に知られていない事柄であること という要件を満たすときには,当該情報の公表はプライバシーの侵害にあたるとされています。
全くありえないDMとかLINEがきたのをさらす適切な手続きってあるのかしら?
相変わらずというか講義(といっても演習なんだけど)してミーティングしてセミナーしたら不調になった。明日も明後日も出勤である。
福島県の甲状腺検査について、甲状腺検査評価部会では何がおこっているのか、の現状を、そこに提出された分析とそこで発生していた間違いを中心に検討したものです。
菊池さんのの福島の甲状腺検査は即刻中止すべきだ(上) 無症状の甲状腺がんを掘り起こす「検査の害」と読み比べてみるのもよいかと。
私の分析は、菊池さんの記事では「発見された甲状腺がんは少なくともそのほとんどすべてが放射線被曝と関係ないと判断された」と書かれている、その「判断」の論理(またはその欠如)についてのものです。
合わせて公開されている情報提供に際しての 添状と参考資料 には、関係者の信じ難い発言が記録されています。
引用: Q:先生、でも、いままだ論文になっていないので…… A:はい、ですから、今ね、論文になる前に、いろいろ議論を始めるということ自身、問題があるんですよ。 Q:ということは、いまの甲状腺検査評価部会のまとめも問題があることになりませんか? A:いえ、あれ自身は、私たち数字も見た上で、あの解析が妥当に行われているというのは確認しています。
要するに、論文になってないので、他の人に勝手に議論されては困る、しかし、俺達が(「部会まとめ(案)」で「甲状腺がんと放射線被ばくの間の関連は認められない」と)結論をだす分には、俺達が正しいと確認したんだから問題ない、と。
言い換えると、「甲状腺がんと放射線被ばくの間の関連」については、論文になる前に密室で非公開データから結論だします、と宣言していることになります。
で、何故そうするかというと、「それはおそらく、『科学』もある一定の責任をもっていると思うんですけれども、数字を出すと勝手に別な解析をして、いろいろ書いてしまいますよね。それは、やりたくなかった。やってもらいたくなかったんです。」
ちょっともうどう反応すればいいのかわかりません。「部会まとめ」で結論だしてしまえばそれが後で間違ってると証明されようがどうしようが知ったことではないが、その前に証明されたらやりにくい、といってるようにしか見えないわけで。
【参考年俸】 525万円
首大とはいえ都立大にもどるわけでよさげな話ではある。昔は国立より給料よかったそうだが今はどうなんだっけ?
というわけでしばらく死んでるのでなにか遅延してたらすみません。
引用:福島県で実施されている甲状腺検査について、「2巡目の甲状腺がんと放射線被曝との間には因果関係なない」と結論づけた甲状腺検査評価部会の報告書。
引用:その根拠となる解析データが間違っていた問題で、委員が修正データを受け取ったのは、報告書の公表が迫るわずか1週間前だったことが県議会で判明した。データに関する検証も説明がないまま、報告書が公表に至ったことになる。
引用:28日に開催された県の福祉公安委員会で、古市三久議員がデータの修正経緯と報告書の作成時期との兼ね合いについて質問したところ、菅野達也県民健康調査課長は、誤りについて知ったのは4月7日だったと答弁した。
引用:また医大から修正版を受け取ったのは5月23日、部会委員に送付したのは27日だったと述べた。
引用:しかし、すでに県が誤りを把握していたはずの4月8日の検討委員会では、誤りについての説明はなかった。これについて、古市議員は、会議の場で一切、説明がなかったことを批判。
引用:問題がわかった時点で説明するよう求めたが、戸田光昭保健福祉部長は、「当然に必要な説明は、必要な場面でしている」などを反論。データの母数が公表されていないことなどについても、専門家の意見に沿ってやっているなどを繰り返し答弁し、一切、謝罪をしなかった。
私がこの問題について最初にふれたのは 3月31日。まあ科学はみててもtwitter まではみてないかしらね。
引用:「ポスドク」とはポストドクターの略で、博士号(ドクター)の学位を取得しながらも安定した研究職に就けず、非正規の立場で活動を続けざるを得ない研究者のことを指す。
引用:日本では、ポスドクの多くが安定した就職口を見つけられないままアルバイトのように研究現場を渡り歩き、気づけば40歳手前になって民間企業への就職も厳しくなるというケースが激増している。
引用:「悲惨の一言です。給料は月20万円に満たない上、研究では短期間で成果を求められるので、精神的に追い込まれる。出口が見えずにあえいでいる人も多く、どの研究所でも『ポスドクが行方不明になった』という噂を耳にします」
引用:そもそも、ポスドク問題は国策によって生み出されたものだ。まず、1990年代初頭の「大学院重点化」政策によって、博士号取得者が急増。その受け皿が十分になかったため、文部省は96年度に「ポストドクター等1万人支援計画」を実施して任期制のポストを増加させた。
引用:とはいえ、常勤のポストは狭き門のままなので、かえって競争が激しくなり、安定した職に就けない研究者が不安定なポストを転々とし、高齢化していくという構図だ。
まあこういう状況がしばらく続いて博士課程が埋まらなくなったので、今の瞬間に博士課程にいる人には割合ポストがあったりする。
私が学生の時はやっぱりそういう感じではあった。ただ、5年くらいたって上の重点化が始まって、破綻した状態になってそれが現在まできた、というところではある。
でも、まあ、80年代末までは日本は研究ではまだ欧米に追い付けだったわけで基礎研究も成長してたし大学も増えてたけど、今は大学は運営交付金がずーっと減って常勤ポストは減るわけでなんだか先が見えない。
でまあ、データサイエンスとかAIとかで、その辺できる人は大学でポスドクとかするよりずっとよい給料でる仕事一杯あるしねえ、、、まあその辺でも研究的なことをするなら博士は取っておいたほうがとは思うわけですが。
2X ではテンプレートと型推論いれて欲しい。
Steve Lionel がくるのか。
山大学もこれからなんかあるのかしら。
忘れてましたとかないように皆様よろしくお願いします。