牧野の公開用日誌
つっても、非公開のを別につけているわけではない。
Copyright 1999- Jun Makino
2018/04
2018/03
2018/02
2018/01
もっと昔
- 2006/10/xx UP 〆切 仮題「重力多体系と専用計算機」
- 2018/5/7 13 FS2020 進捗管理会議
- 2018/5/8 10:30 3-206(だっけ?)
- 2018/5/8 17-18 FSプロジェクト会議
- 2018/5/9 18:30 新人歓迎会@神戸
- 2018/5/10 専攻会議
- 2018/5/11 9 山会議
- 2018/5/11 10:30 PI会議
- 2018/5/14 10 FS2020 進捗管理会議
- 2018/05/15 11-16:30 入試説明会 これは私ではなかった。
- 2018/5/16 2限 初年次セミナー 計算惑星学担当 (調整予定)
- 2018/05/17 17 Long
- 2018/05/18 10 アプリケーション検討会
- 2018/5/18(金) 13時-15時 カーネルWG
- 2018/5/21 10 FS2020 進捗管理ミーティング
- 2018/5/21 12:30 打ち合わせ
- 2018/5/21 15 PFN
- 2018/5/21 17 林さん?
- 2018/5/22 10:30 Vicor@ELSI1-207
- 2018/05/23 チーム定例はあることにした。東工大から。
- 2018/05/24 12:45 平尾さん記念写真撮影
- 2018/05/24 13:15 APR 定例
- 2018/05/24 14:30 GBミーティング
- 2018/05/24 17 Long
- 2018/05/25(金) 午前 山
- 2018/05/25(金) 13:20〜16:00 教授会
- 2018/05/27 尾中さんパーティ
- 2018/05/28 12:20 教育研究分野会議
- 2018/05/28 13 進捗ミーティング
- 2018/05/28 21? NewA teleconference
- 2018/05/29 16:30 石川さんなにか
- 2018/05/30 17 来客 Mentor 遠藤さん
- 2018/05/31 9 山会議
- 2018/05/31 12:20 専攻会議
- 2018/05/31 15 研究員面接
- 2018/06/01 PI 会議 10- 全日
- 2018/6/1 10:30 PI会議
- 2018/6/4 15:10 山会議
- 2018/6/5 13-14 石川さんなにか
- 2018/6/6 専攻会議
- 2018/6/7(木) 15時-17時 カーネルWG
- 2018/6/7(木) 12- ヘテロ研究連絡会議他@電通大 懇親会も参加予定
- 2018/06/08 10 アプリケーション検討会
- 2018/6/10-14 ICCS18?
- 2018/6/12 4限 惑星学基礎Ⅲ 1回目
- 2018/6/12 会議?
- 2018/6/13 車何か。14から移動
- 2018/6/14 2限 惑星学A 2回目
- 2018/6/14 18:30 山会議
- 2018/06/15(金) 13:20〜16:00 教授会
- 2018/6/15 2限 惑星学基礎Ⅲ演習 1回目
- 2018/6/17 神戸大学停電
- 2018/6/19 4限 惑星学基礎Ⅲ 2回目
- 2018/6/20 10-12 第1回のシステム・アプリケーション連携推進委員会 ありゃ。
- 2018/6/20 17-18 山会議
- 2018/6/21 2限 惑星学A 2回目
- 2018/6/21-22 (tentative) AMUSE in Japan miniworkshop
- 2018/6/22 2限 惑星学基礎Ⅲ演習 2回目
- 2018/6/22 15 山会議
- 2018/6/26-7/3 遠藤さんお休み
- 2018/6/26 4限 惑星学基礎Ⅲ 3回目
- 2018/6/28 2限 惑星学A 3回目
- 2018/6/28(木) 15時-17時 カーネルWG
- 2018/06/29 10 アプリケーション検討会
- 2018/6/29 2限 惑星学基礎Ⅲ演習 3回目
- 2018/06/29 (金) 13 私用
- 2018/7/3 4限 惑星学基礎Ⅲ 4回目
- 2018/7/5 2限 惑星学A 4回目(牧野分最終)
- 2018/7/6 2限 惑星学基礎Ⅲ演習 4回目
- 2018/7/6 10:30 PI会議
- 2018/7/6 午後 萌芽ミーティング
- 2018/7/9 専攻会議
- 2018/7/10 4限 惑星学基礎Ⅲ 5回目
- 2018/7/12(木) 15時-17時 カーネルWG
- 2018/7/13 2限 惑星学基礎Ⅲ演習 5回目
- 2018/7/13 or 14 専攻会議
- 2018/07/13 10 アプリケーション検討会
- 2018/7/17 4限 惑星学基礎Ⅲ 6回目
- 2018/7/20 2限 惑星学基礎Ⅲ演習 6回目
- 2018/07/20(金) 13:20〜16:00 教授会
- 2018/7/24 4限 惑星学基礎Ⅲ 7回目
- 2018/7/26(木) 15時-17時 カーネルWG
- 2018/07/27 10 アプリケーション検討会
- 2018/7/27 2限 惑星学基礎Ⅲ演習 7回目
- 2018/7/27 専攻会議
- 2018/8/2 2限 惑星学A 試験
- 2018/8/8 10:30 PI会議
- 2018/8/8 Formura 研究会
- 2018/8/09(木) 15時-17時 カーネルWG
- 2018/08/10 10 アプリケーション検討会
- 2018/8/23(木) 15時-17時 カーネルWG
- 2018/08/24 10 アプリケーション検討会
- 2018/8/30 専攻会議
- 2018/09/6-7 アクセラレータ研究会
- 2018/9/7 10:30 PI会議
- 2018/09/07(金) 13:20〜16:00 教授会
- 2018/9/13(木) 15時-17時 カーネルWG
- 2018/09/14 10 アプリケーション検討会
- 2018/9/27(木) 15時-17時 カーネルWG
- 2018/09/28 10 アプリケーション検討会
- 2018/10/5 10:30 PI会議
- 2018/10/9 専攻会議
- 2018/10/11 15 萌芽確定調査
- 2018/10/12 重点萌芽合同研究会多分ここ
- 2018/10/19(金) 13:20〜16:00 教授会
- 2018/11/2 10:30 PI会議
- 2018/11/8 専攻会議
- 2018/11/9 10:30 PI会議こっちかも
- 2018/11/16(金) 13:20〜16:00 教授会
- 2018/12/4 専攻会議
- 2018/12/7 10:30 PI会議
- 2018/12/10 専攻会議(学科会議)
- 2018/12/14(金) 13:20〜16:00 教授会
- 2018/12/17-21 The MIDAS Meeting 2018
- 2019/1/10 専攻会議
- 2019/1/11 10:30 PI会議
- 2019/01/17 RIMS 専門委員会はここといわれた気が
- 2019/01/25(金) 13:20〜16:00 教授会
- 2019/2/1 10:30 PI会議
- 2019/2/5 専攻会議
- 2019/2/13 専攻会議
- 2019/02/15(金) 13:20〜16:00 教授会
- 2019/3/1 10:30 PI会議
- 2019/3/6 専攻会議
- 2019/03/06(水) 13:20〜16:00 教授会
- 2019/03/19(火) 13:20〜16:00 教授会
定例
- 月曜 10 4TL
- 火曜 10:40 3年3Q 「宇宙惑星科学」講義(中村さんと分担)Y101
- 火曜2Q 4限 惑星学基礎Ⅲ
- 火曜 16:30 CPS 定例
- 水曜 午前(原則)研究室セミナー@115(内部ページ)
- 水曜 13-15 コデザインチーム定例
- 水曜 15 神戸大B4定例
- 水曜 18:30 APR 定例
- 木曜 2Q2限 惑星学A
- 木曜:惑星学初年次セミナー(第1Q木4) 牧野がいないといけないのは 5/11
- 木曜4Q 1-2限 惑星学実験実習の基礎Ⅱ
- 木曜:専攻会議 12:20 (月に一度)
- 木曜: 17 Long
- 金曜 10 RF 重点アプリケーション
- 金曜2Q2限惑星学基礎III演習
- 理研 TL 会議
- 理研 進捗ミーティング
- 月例AICS報告会
地震・原発関係リンク
2018/5/31
- 今日は神戸大学の色々なものの〆切。皆様ちゃんと〆切に間に合うようにだして下さいね。ださないと何もおこらないので。
- 准教授・助教 7名ってすごいな。
- 山の大学の会議室のプロジェクタ、HDMI-RGB 変換器によってはちゃんと私の HP ノートから画面送れることが判明。でもXGAなの。なんかの予算で新しいのにしたい、、、
- 2年ぶりくらいに ytnef 動かす。ytnef -f . winmail.dat
- FDPS初級講習会、えらく順調に申込みがくる。
- 昨日話をしたことからのメモ的。去年というか年度的には2016年度AICSシンポジウムでFMMではMDでエネルギードリフトがあるという話を横田さんがした。
- これはまあ当たり前で、精度の問題ではなくて、力が保存力になってるかどうかの問題。
- PME とかは2つの滑らかな成分に分けるので、その2つの合計が本当の力かどうかおとは無関係に、それぞれが保存力になっていれば長時間積分でエネルギー保存する。
- でも、FMMは(BHでも)ジャンプがあって連続じゃない。ジャンプ以外のと
ころで保存力であったとしても、ジャンプのところでのポテンシャルの変化に
対応するデルタ関数的な力でもいれない限り保存力にならない。
- FMM の場合、原理的には PME でやるようなスムージングはできるかもし
れないが、、、つまり、自分は半分上のセルにいて半分下にいるみたいな状態
が発生する。
- すごーく面倒だが原理的には可能かも。
- でもまあ、多分そんなことするより次数あげてドリフト小さくするほうが現実的な気が。
- 疑似粒子とか手抜きな実装(私の発明ではある)じゃなくてちゃんと多重
極展開から球関数展開に変換するM2Mするなら、これは高次項は低精度にする
とかで原理的にはビット演算で数えるならあんまり計算量増えないんじゃない
かしら?
- 例えば 24ビット精度をp=8次で実現してq=3ビットづつ減らすとかだとする。
- 生の計算量は p^4 で、これは項が p^2 あってそれぞれの計算に
p^2 いるから。
- ビットレベルで演算量数えると、0次の項は (pq)^2 + ((p-1)q)^2*3
+ ((p-2)q)^2*5 ... で q^2 \sum_ k=1^p k^2(2p-2k+1) みたいな感じで
q^2p^3 くらい。
- p次の項は、ビット長q の p個が p^2 個にいくので p^3q^2 で、オーダー
同じ。
- 途中も同じだろうと信じると、演算量は p^4q^2 = (pq)^2 p^2 くらい。
- 高次の項も全部例えば24ビットでやると計算量は(pq)^2 p^4になって、
ちゃんとビット長減らしていくと p^2 だけ計算量のオーダーが下がることが
わかる。
- 本当これ?
- まあ速度はともかく電力消費だけでも減らせるようなハードウェアだと
電力下がってクロックあげられたりするから意味はある。
- 入力ビット長が短い時に余計なゲート遷移が起こらなくて電力も下がる
乗算器。
- ふむ。
- と、作文大体できた。
2018/5/30
2018/5/29
- C++ で多次元配列を(Fortran や C99 でできるみたいにまともに)扱う方法って相変わらずないよね?皆様どうしてるの?可変サイズの多次元配列を関数に渡したい時。
- あら、また gmail が謎の受け取り拒否を始めた?
- というか、さくらと Gmail の間がおかしい?
- (どーせ Gmail のせいに決まっているという偏見がある私)
- そういえば2014年にもこんなことが
- 北海道の3国立大が経営統合へ 生き残り図る
- 我が偉大なる山の大学は既に神戸商船大学と統合済なのであった。
- まあ統合すると滅茶苦茶大変なことになるというのは JAXA を見ればわかる。
- 財務省改ざん内容「悪質でない」
- 引用:麻生太郎財務相は29日の衆院財務金融委員会で、森友学園への国有地売却に関する決裁文書改ざんを巡り「書き換えられた内容を見る限り、バツをマルにしたり、白を黒にしたような、改ざんといった悪質なものではないのではないか」と述べた。
- 引用:改ざんには当たらないとの認識を示した上で、程度も軽いとも受け取れる発言だけに、批判を招きそうだ。
- 引用:麻生氏は「国会答弁に合わせて書き換えたというのが全体の流れではないか。従って書き換えという言葉を使っている」と説明した。その上で「小さな話だろうと大きな話だろうと決裁文書の差し替えは極めてゆゆしきことだ」と陳謝した。
- 「国会答弁に合わせて書き換えた」のは「改竄」だし、「改竄」は「悪質」に決まっているとしかいいようがない。
- 実験データを「論文の主張に合わせて書き換えたというのが全体の流れではないか」みたいな。
- ということで2018年05月29日より、さくらのレンタルサーバからGmailへのメール送信ができない現象が頻発している事を確認しております。とのこと。あらまあ。
- これは宣伝です 国立がん研究センターだからできる次世代のがん患者支援を
- というか、「国会答弁に合わせて書き換え」るというのは刑法156条(虚偽公文書作成等)にあたるのではないのかしら?
- 答弁が発生した時点でそれが事実になるという大臣無謬説的立場をとるんだろうか?
- 「我々が提出する法律についての説明は全く正しいと思いますよ、私は総理大臣なんですから」なる有名な発言とコンシステントではある。
- キャッチコピーは「まるで登山? しんどい、神大」
- 私まだこの写真のところまで登ったことない。
2018/5/28
- まあその、経済界が新しい変化に対応できなくなってるから大学にやれというのはわからないでもないけど、その時に経済界から「これやれ」というのをやっては経済界と同じように新しい変化に対応できないわね。
- ワインバーグの「コンサルタントの秘密」にある「もし彼らがこれまでしてきたことが問題を解決しなかったのなら、何か違うことをするように勧めるがよい」という話。
- 「大学改革」も、そろそろ何か違うことをしましょうみたいな。
- 科学技術予算の使い道 3割が研究外用途に
- 引用:政府の科学技術関係予算のうち大学や公的研究機関の研究活動に渡らない部分が3割近いことが、日本経済新聞の調べでわかった。経済協力開発機構(OECD)の統計データを分析した。偵察衛星の開発などを組み入れたほか、高等教育予算から算入する比率が高まったことも大きい。
- 引用:結果的に研究現場が弱くなり、科学技術力低下を招いた可能性がある。
- 引用:00年の時点は92%で、04年以降に急激に低下した。科学技術政策に詳しい成城大学の伊地知寛博教授は「研究開発とは関係が薄い費目も多く入っている」と分析する。
- これは以前から話題になってた、研究開発予算ではないものに研究開発予算だと
ラベルをはって研究開発予算増やしましたというふりをしてます、という話。何を今更みたいな。
- 伊地知さん成城の教授になったの、、、随分前か。
- 「AIチップ開発加速のためのイノベーション推進事業/【研究開発項目〔2〕】AIチップ開発を加速する共通基盤技術の開発」に係る公募について
- 「シミュレータの超並列化」と「P&R の量子アニーリング「等」による高速化」で出せば通る気がするが誰かやらんかね。
- なんか、某会代表幹事の大学観が古くて云々、という話があるが、では今の新しい大学は昔の大学に比べて学生により優れた何かを提供できているのかというとなかなかこれは疑問なのではという気はする。
- 15コマする(クォータ制だとさらに大変、、、)とか成績ちゃんとつけるとかで学生も教員も忙しくはなったけど、それはより良いなにかを提供するようになったのかといわれてはいそうですとこたえる人はいるのかしら?
- Fujitsu Boots Up Quantum Computing Cloud Service
- 引用: Earlier this month Fujitsu launched a quantum computing cloud service based its very own quantum computing processor, known as the Digital Annealing Unit (DAU).
2018/5/27
- そういえば、成長戦略として国立大学法人制度に求められる抜本的改革の方向性を見ると、日本の論文数の減少にもっとも直接的に影響しているのは博士課程入学者の数ではないのかしら。
- 博士進学者が減りつつあるのは、そんなお金の余裕もないし博士とってもよい就職があるわけでもないからで、現状では当然ではある。
- でもって財務省が大学減らして教員の数を減らすといってるわけで、ますます学生は減って論文数も減る。これはもうそうなるに決まってるわけだが、、、
- ちなみに、研究者数と論文数の関係とかの議論はLittle
Science, Big Science ...and beyondに大体書いてある。
- 昨日の日本の大学の研究費が年間209億ドルとかいう話、運営交付金と私
学助成金と大学にきているであろう研究費を足しても足りない。で、確かに
政府支出とは書いてない。
- で、OECD の統計サイトで見ると、「政府支出」を出すこともできる。そ
うすると日本
109億ドル、ドイツ160億ドルで、ドイツのほうがずっと多い。
- 要するに、大学の授業料負担が日本は大きい、ということをもって日本の大学の研究費は大きいといってることになる。
- なので国の支出はもっと減らすべきみたいな。なんかもう論理が滅茶苦茶である。
2018/5/26
- 量産型7ナノメートルチップ搭載:
マイニングマシン「GMOマイナー B2」発売
- 引用:GMOインターネットは5月23日、同グループが開発した高性能な仮想通貨マイニングコンピューター(マイニングマシン)「GMOマイナー B2」を6月6日に発売すると発表した。10月末をめどに順次出荷する予定。
- 「同グループが開発」なのか。
- 国立大交付金、成果で増減 先端分野を底上げ
- 引用:政府は、国立大学への交付金を決める基準になる評価を成果重視に転換する。研究者給与に占める成果給の比率を上げたり、企業との共同研究を活発にしたりする大学を高く評価し、交付金を増やす。
- 引用:日本の大学は研究開発費総額で世界有数の規模だが、人工知能(AI)など先端分野の研究は見劣りする。理系を中心に世界クラスの研究力を持つ大学を育てる。
- あーーーーー、山の大学でなんだか意味のわからないものが回ってきたのはこういうの対応なのか。うー、、、
- 文教・科学技術
平成30年4月17日
- これは財務省財政制度分科会(平成30年4月17日開催)資料
- なんかすごいなこれ。なんかこうひたすらケチつけてだから予算減らしますみたいな。
-
成長戦略としての
国立大学法人制度改革の方向性
~パフォーマンス伸び悩みの真の背景とは~
- あら、財務省の資料はほぼこの資料からのコピペ?
- ちゃんとした文章だと成長戦略として国立大学法人制度に求められる抜本的改革の方向性
- 引用: 国立大学は、今日のわが国の高等教育機関のなかで、修士課程や博
士課程における教育の主力部分を担っているほか、分野別にみれば、コストの
かかる自然科学系の研究の主力部分を担っている。
- 引用:世界的には、研究面のパ
フォーマンスは、論文生産の質と量で測られ、このうち論文の質は、その論文
が他の論文にどの程度引用されているのか、という尺度で測られるのが一般的
となっている。
- 引用:わが国全体の論文生産の推移をみると、論文数全体、被引用数
の多い質の高い論文の両面を通じて、1990年代末頃から伸び悩み傾向となり、
2000年代入り後は頭打ちないしは低減傾向となっている。
- 引用:これには、大学部門
全体、とりわけ国立大学による論文生産の伸び悩みが大きく影響している。他
方、独立行政法人(国立研究開発法人)を含む公的機関部門は、質が高い論文
を多く生み出すなど、近年、プレゼンスを高めている。
- 1990年代末というのは要するに科学技術基本計画が始まった時と普通は
思うわけで、そこでやったことがすべて間違ってたからこうなった、というの
が常識的解釈だと思うんだけど、、、
- いろんなグラフ見ると科学技術基本計画で大学の悪化が始まって法人化で加速したようにみえる。
- この日散髪したような気がする。
2018/5/25
- 某社の無線ルータ、APにするには、APモードにして、有線で固定IPのPCから機械のほうの固定アドレスを叩け、って結構ハードル高くない?まあそういうものかしら。
- ルータモードでDHCP動くところでからAPの時にはこう、という設定もできれば簡単だと思うんだけど。
- Micron、7mm厚2.5インチで容量7.68TBの“QLC NAND”採用SSD
- これをノートにいれればしばらくは幸せになれそう。 値段どれくらいなんだろう?
- こういうの見ると自分が30年間あまり成長してないことがわかる。
- 突然ですが、FDPS Ver 4.0c
リリースしました。大きな変更はないのですが、内部で MPI C++ binding を
使ってたのをやめたバージョンです。
- 天文台の XC50 にはいってるMPIは C++ binding 消えてるみたいなので、、、
- もっと早くやれよとかそもそもC++ binding なんか使うのが悪いとかいうツッコミは却下。
- (本当は xxxx の xx の MPI が新しいので C++ binding 使えなくなってたから対応していたというのは内緒)
- VHDL シミュレーションだと最近とりあえず ghdl で用が足りてしまうんだけど、
Verilog は皆様どうしてるのかしら? Icarus Verilog?
- VeriPool こっちのほうが最近使われてる?
- RISC-V だと SpinalHDL なの?
- まあどっちもクソなのでなんか違うのが欲しいという気持ちはわかる。
- VHDL がどういうレベルでクソかというのはあまりに沢山あって書ききれない。
- ラッチやフリップフロップを表す言語としてまともな方法がなくて謎な
イデオムを使う。
- 2008になって本当にクソだったところは随分改善されてはいるか。
- 前にも書いた気がするが VHDL 2008 はテンプレートがある。Fortran より進化した。
- ただ、ハードウェア記述って、要するにモジュール間というか部品間の
配線をしたいんだけど、では モジュールAのピンa とモジュールBのピンbをつ
なぎます、という時に、
- VHDL だと、その線の型を表す変数を宣言してその変数を A の a と B
の b につなぐ、みたいな話になる。書きたいことは a を b につなぐ、なわ
けだから、なんか 3-4倍色々書く感じになる。
- 大変うざい。
- と、賢明な読者の皆様はすでにおわかりのようにまだ作文中。
- 「戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第2期/フィジカル空間デジタルデータ処理基盤技術」に係る公募について(予告)
- 毎日新聞に叩かれてますが、何事もなかったように進めるのかしら。
- お、本郷の天文の学生にも昴太郎氏がいる。
-
これだけウソを並べる政権が戦後あったか
加計新文書でわかる安倍首相のウソ
- 引用:ウソをつきまくる安倍政権のひどさに怒りを忘れてはならない。
- と、単にそういう話ですねこれ。
- Intel、深層学習を高速化する「Nervana NNP-L1000」を2019年末までに出荷
- 引用:このなかでラオ氏は、昨年(2017年)の秋から特定の顧客向けにサンプル出荷を開始している同社の深層学習向けNNP(Neural Network Processor)の最初の製品となる「Nervana NNP」(開発コードネームLake Crest)の性能を初めて公開し、
- 引用:その後継となる製品「Nervana NNPL-1000」(Spring Crest)を、2019年に商用提供開始することを明らかにした。
- 引用:今回ラオ氏は初めてLake Crestの性能を公開した。Chip Xとだけ書かれた競合他社のチップ(誰も異論がないと思うが、NVIDIAのGPUだと思われる)と比較して、スペック上の論理性能はGPUのほうが高いが、
- 引用:「Chip Xのほうは深層学習の演算を行なう場合には実際に利用できている性能は高くない。しかし、Lake Crestは論理的な性能の96.4%(おおむね38TOP/s)を実現しており、マルチチップ構成にしたときのスケーリングの性能も96.2%、
- 引用:さらにオフチップの帯域幅は2.4TB/sを実現しており、レイテンシは790ns以下だ」と述べ、Lake Crestの優位性を強調した。なお、消費電力に関してはシングルチップで210W以下になるということだ。
- つまり 200W 食って 40Tops なので製品出荷は諦めたと。
- 何か KNF と KNC というか Merced となんだっけあれというか大変既視感が高い。
- これはもう何か Intel の病理ではないのか。
- つーか、40Tops しかないのに 2.4TB/s って設計としてどうなんだろう?
これがFP16 だとしたら、FP64 で10TFだと思うと B/F が0.24 もある。いくらなんでも贅沢すぎる。
- FP16性能に対して比べると、相対的に Volta の10倍くらいのメモリバンド幅。
- これでは電力性能は上がらない。
2018/5/24
2018/5/23
- 今日午前中はそういうわけで JpGU の計算惑星セッション。
- 最初は堀田さん。
- 太陽の表面近くまで計算できるかようになったという話。
- 表面では時間スケール数分、底では数十日。
- 光学的厚さ、擾乱の大きさが違う。擾乱は表面では1のオーダー、底は
1e-6 くらい。
- これまでの計算だと97%くらいに壁。それではおかしいのではという説
(Sproit ? 97)
- 「R2D2」 コードを開発。RSST でエントロピーを解く。擾乱小さいところを解くため。衝撃波のところは「ちょっと工夫」でちゃんと解ける。
- 輻射: 水平方向の輻射は解かない。輻射輸送は 3Mm くらいから。そこか
ら下は拡散近似。
- 状態方程式。深いところと浅いところでで、浅いところはテーブル。
- 深いところは線型化した式に切り替わる。
- 計算 1024^2x512 200Mm
- 次は斎藤さん。
- VIM (Variable Inertia Method)の話。
- 次は亀山さん。
- 「伝統的」マントル対流シミュレーション。
- 火成活動とプレートテクトニクス。
- 固相マントルをマルチグリッドで。
- 液相の流動、硬いプレートもカップル。
- 局所的な構造をマルチグリッドで、、、
- プレートの話はポスター P03 で。
- 液相は「浸透流」
- Yanagisawa, Kameyama and Ogawa (in prep.)
- 私の前。榎本さん
- 「RBF法」球面らせん。
- メッシュフリー法。
- 「非常に簡単」なアルゴリズム。
- これ点動かすと CPHSF という話だと思う。
- ガウシアンとかつかう。
- コロケーション法。内挿式は値一致させる?
Fornberg
- 私の発表終了。
- あとはポスター3分発表。小南さん。PDM の話。
- 次は細野君。SPH を GPU と PEZY-SC で動かしましたな話。
- 性能はポスターみて下さいであった。
- 次は宮腰さん。応力履歴依存粘性をいれたプレートをいれる話。
- Acute 法にいれた。
- 佐々木さん。木星大気向けスペクトル法2次元並列化
- 樫村さん。火星大気向けモデル開発。
- 高橋さん。輻射。
- で、終了。お疲れさまでした。
- 「廃棄した」はずの森友交渉記録を提出 改ざん前文書も
- 引用:
財務省は23日午前、森友学園との国有地取引をめぐる交渉記録約950ページと、同省が改ざんする前の14件の決裁文書約3千ページを国会に提出した。交渉記録については、同省の佐川宣寿(のぶひさ)・前理財局長が国会で「廃棄した」などと繰り返し説明しており、野党の反発は必至だ。
- なんだろう?自民党の中で方向性決まったのかしら?
- メイルに追いついた。
- あれ、TENNET にだしたはずのがでてない?理論懇はでてるな。
2018/5/22
- V 社の人来訪。
- 某件についてお伺いできた。
- 我々は OpenCL でうざいプログラムを書くのは嫌だ!と思ったとして(実はあんまり書いたことない)、ではどんなふうに書きたいか?
- OpenCL のカーネル自体はそんなに変じゃないが、メモリ確保と転送の書
き方がたいへんかったるい。
- あと、ある程度細かく、アクセラレータ側でカーネル
起動しておいて、ホストからデータくるのを待ってなんかして、その間に
次のデータ転送始めて、終わったデータの転送も始めて、みたいなの
書けるんだろうけどどうするのかよくわからない。
- で、どういうふうに書きたいか、というと、
- CPU 側でDMA起動するなら、アクセラレータ側のカーネルがそれと待ち合わせしたい
- アクセラレータ側でDMA起動して終了待ちもしたい。
- 例えば、ホスト側で送るデータの最初の分用意して、カーネル起動する。
そうすると、アクセラレータ側DMA起動して、データ受けとって、それが終わっ
たら次のデータのDMA起動する。
- これは実際にはホスト側でデータ用意できた
となってから始まって、計算しながら返せるデータはどんどんDMAでかえして、
次のデータ受け取るDMAが終わってたら計算継続、みたいな。
- つまり、デバイスカーネル側でホストメモリにDMAかける機能と、ホスト側で
は実際にそのDMAで送られるデータなり領域の用意ができるまでDMAをブロック
する機能が欲しい。
- PEZY齊藤前社長の初公判、スパコン助成金の詐欺認める
- 引用:PEZY Computing前社長の齊藤元章被告の初公判が2018年5月22日、東京地裁で行われた。齊藤被告はスーパーコンピュータの開発をめぐる助成金詐欺や脱税などで起訴されている。
- 引用:齊藤被告は「詐欺の事実は間違いない。深く反省をしている。期待と信頼を裏切り、NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)に迷惑をかけてしまい申し訳ない」と詐欺を認めた。
- 引用:齊籐被告は「開発遅れや失敗を報告すると信頼を失い、助成金を得られなくなると考えて虚偽の報告をした」と、積層メモリーやメニーコアプロセッサーの開発遅れが詐欺の背景にあるとした。
- 引用:脱税については2010年12月期は認める一方、2011年12月期以降は「脱税の意図はなく、節税として許される範囲であると認識していた」と無罪を主張した。
- 富士通がデジタルアニーラ商用化、「実用性で量子コンピュータを超えた」と主張
- この記事いくつか大きく間違ってる気が。
- 引用:一般に量子アニーリングでは、量子ビットの数が組み合わせの要素の数に相当する。例えば巡回サラリーマン問題を解く場合、1024量子ビットの計算機は1024の都市の組み合わせに対応する。
- 少なくとも富士通の論文にはそんなことは書いてない。1024変数で32都市まで。
- あ、「巡回サラリーマン問題」になってる。
- ただ、この記事だと100!くらいまでの問題解いてる(数分かかって)ように読めるので、もうちょっとなんかしてる気が。
- FPGA の配置配線を量子なんとかでもデジタルなんとかでもいいから数秒でできました!とかいうのが実現したら本物、ということでどうだろう?
- FPGA ができたら次は ASIC で。
- 「現時点では最速の普通のアルゴリズムには勝てない」(日本の計算機アーキテクチャの最高の権威といって文句はつかないであろう平木さんの評価)ものでどうやって商売するのか私ちょっと分からない。
- tw 多いのは作文してるから。だいぶできた。
- GMO のマイニングセンター北欧なのか。しかしなんつーか、この、私達道具うりますというマンション投資勧誘みたいなのに乗る人っているの?投資先としてはありなのこれ?
- 平成21年度~平成25年度における競争的資金の不正な使用に関して返還命令及び応募制限措置等を行った事例
- 研究費不正(基本的に預け金)で変換命令とか解雇とかの例は一杯あるけど詐欺罪で起訴って結構少ない。阪大の四方さんの2億円も不起訴。
- あ、明日は座長じゃないから理論上は10時にいけばいいのか。
- えーと、支払いはすんでるっぽいけど、受付どうするんだっけ?なにか必要だったようなかすかな記憶が。
- e-ticket を印刷してもっていればよさげ。
2018/5/21
-
スパコン詐欺「借金で資金不足が動機」 東京地検主張へ
- 引用:スーパーコンピューターの開発をめぐる国の助成金詐欺事件で起訴された、スパコン開発会社前社長斉藤元章被告(50)の初公判が22日、東京地裁で開かれる。
- 引用:東京地検は「詐欺をしたのは、自分の負債を返すために自社から借金をした結果、会社の開発資金が不足したためだ」と指摘する方針で、被告は起訴内容を大筋で認めるとみられる。
- ふむ。SC、SC2 の「本当の開発費」が裁判ででてきたりするのかしら?なんかそういうことにはならない気が。
-
日立・三菱重工が挑む「原発輸出」のジレンマ
英国政府の支援拡大は日立への福音なのか…
- 一番最後から引用:
ビジネスにリスクがあるのは当然でも、海外での原発事業はリスクとリターンのバランスが取れていないように思える。
- 引用続き:それでも日立も三菱重工も原発輸出をあきらめられない。国内で原発新設の望みが薄い中、技術を含めて原子力事業を維持するために海外で原発を造るしかない、という強迫観念がある。
- 引用続き:東芝や仏アレバが海外原発で会社解体の危機に追い込まれた記憶はまだ新しい。日立の中西会長は原発事業について「原子力は一度手掛けた以上やめられない。廃炉の面倒を誰が見るのか」と繰り返してきた。やめられない事業のためにという気持ちがある中で、冷徹な判断ができるのか。
- なんか論調が「さっさと諦めろ、まだか、まだか、まだか」みたいな感じだ。
- eFPGA って色々あるんだ。 Achronix Speedcore、、、あれ?この会社な
んか違うもの作ってた気が。結局やっぱり Intel のプロセスでなんか作るの
は上手くいかなかったのか。で、eFPGA にシフトしたと。
- 売り上げは結構伸びてると。
- Introduction To eFPGA Hardware
- Achronix, Flex Logix, Menta and QuickLogic あたりが今死んでないと。
- よく読んだらこれ FlexLogix の宣伝記事だ。
- QuickLogic はちょっと違うのか。Achronix は去年 700% 成長して100M$企業になったと。
2018/5/20
- Flex Logix ASIC にいれられるFPGAコア。
- これ結構夢の製品だったりしない?
- つまりその ECO とかなくてもなんとかできる的意味において。
- グーグルやNEC、論文ネットで事前公開 独創性確保
- 引用:
大学や民間企業の研究者が通常は学術誌に掲載する研究論文を出版前にもかかわらず、インターネット上で公開する動きが相次いでいる。
- 引用:
大学でも動きが進む。東京大学や京都大学、理化学研究所などの研究者がプレプリントサーバーを利用する。
- プレプリントっていったいなにでどういう歴史があるものかくらい勉強してから記事書いたほうがよくないこれ?
- 元々プレプリントというものがあってそれからプレプリントサーバーが(数十年前に)できたわけで。情報系に広がったというか深層学習系では使われるようになったのが最近というだけ。
- 新神戸のシェアオフィス プラグ078
- よさげなんだけど三宮にあるといいよね、、、
- 愛媛県との面会確認困難 政府答弁書
- 引用:政府は18日の閣議で、柳瀬唯夫元首相秘書官が学校法人「加計学園」の獣医学部新設を巡り、2015年に愛媛県関係者と官邸で面会していたか確認することは困難だとする答弁書を決定した。
- 要するにだれになにをいってどういう記録が残っていてもあとから「確認することは困難」と決定すればそれはなかったことにできるんだ、ということだろうか?
- 実際にあってないとかいってないとか決していわない、という時点で普通は駄目だろうという気が、、、なんか近代国家とは思えない。
- ところで、バイオ関係の人が書いたものだと、大体プレプリントの歴史っ
て arxiv からみたいな感じになってるのね。これとか。
- 紙のプレプリントの歴史がある分野とない分野ってどんなふうに分かれるんだろう?あと査読あり国際会議が業績になるところとそうでないところ。こういうの実証研究ってありそうなものだが。
- Brief
and Biased History of Preprint ... at the SLAC Library
- 当たり前だが物理におけるプレプリントの歴史は1960年代より前にさかのぼる。
- メモ:Exascale Computing Technology Challenges
- 演算器とレジスタアクセスとメモリアクセスの消費電力の比のグラフがある。
2018/5/19
2018/5/18
- 私が何年か前に書いた気がする、SVE では命令SIMD幅を物理SIMD幅より
ふやしたほうがいいという話、児玉さん他で論文になってる。
- 私の発言
- 論文は、(重力)N体のカーネルだと 512ビット ハードウェアで 1024ビッ
ト命令を実行する(2サイクルで1命令)のは、512ビット命令に比べて計算時間
が38%減る、つまり、性能が 60%向上するケースがあると。
- これ、安藤さんの解説はポイントを外していて、性能向上する理由は、
演算レイテンシが見かけ上半分になるので、パイプライン埋めるの
に必要なアーキテクチャレジスタが減るから。
- なので、あんまりOOO資源なくても性能でる。
- というか、アーキテクチャレジスタ少ないと、ものすごく物理レジスタ
が多くないと何をどうやってもパイプラインが埋まらない。んだけど、SVEで
は命令のSIMD幅を大きくすれば古典ベクトル機的な動作になってなにもしなく
てもパイプラインが埋められる。
- まあ安藤さんが書いてる通りポスト京にははいらないんだけど。
- まあその、「京」の時にもなにか同じようなベクトルアーキテクチャはありましたねみたいな。
- 「京」は HPC-ACE でレジスタ数必要十分な(と井上さんが考える)ところにもっていったのでまあそれはそれでよかった。
- が、以降はあえて書くことでもない。
- というか、つまり、この「38%の実行時間減少」は一体何を意味するか、という話ではある。HPC-ACE ならこの減少した側の性能がでるが、60%実行時間が増えてしまうアーキテクチャがある、といことなわけだ。
- 今日は山のネットワークが切り替わる日なので午後は登山。
- まだ切り替わってない。もうしばらくとのこと。
- 昨日の SVE の話、ちょっと追記。
- 要するに命令ストリームからみて演算器のレイテンシが小さければいい
ので、1命令を複数サイクルで実行する他に、もちろん SMT でもいい。
- Intel KNx とか PEZY SCx はこれ。あと ARM v8 でも Cavium ThunderX2 はこれ。
- これは要するにアーキテクチャレジスタ数をスレッド数だけ増やすみた
いなものなので、もちろんスループットは上がる。
- でも、1プロセスとか1スレッドの性能を上げたい、ということがないわ
けではないというか、あんまり繰り返し回数が多くないループの並列処理に
複数コア+複数スレッドでの起動/同期になってオーバーヘッドは大きくなる。
- あと、実際にはデータ並列動作をしているからベクトル命令的な動作で
いいのに無駄にほぼ同じ命令を複数スレッドでわざわざデコードして実行
するわけで電力的にも面積的にも無駄。
- なので、長い SIMD 幅の命令を複数サイクルで実行する、という実装は、
スレッド同期が不要なので並列化オーバーヘッドが小さく、さらに
消費電力的にも非常に有利になる。
- なお、いうまでもないが、SIMDユニットが2個(一般に複数)になるとアーキテクチャ
レジスタの不足の影響はさらに顕著になる。コンパイラ書く側は2個の
SIMDユニットを単純に倍幅の単一のユニットとして扱いたいが、そうすると
アーキテクチャレジスタをペアで使うことになるわけで数が半分になるからである。
- つまり、「アーキテクチャレジスタの数に制限があるなら」複数のSIMD
ユニットをもたせるより単一の幅が広いユニットをもたせるべきである。
- まあ unaligned/indirect access をどうするかを解決しないとそもそ
も 4way もなかなか使えないという問題はもちろんある。
- unaligned の問題は、アドレスの大きなずれに対応するには
SIMD幅、つまりは物理的演算ユニット全体くらいのサイズのバレルシフタ
みたいなものをL1Dとレジスタの間にいれる必要があることで、SIMD幅
が広くなると線型以上に面積と電力が増大する。遅延も増加する。
- まあこれは、例えば1語とか2語しかずらせないことにして、大きく
ずれるなら複数回なんかして、とすればハードウェア規模の無駄な
増加は抑えられる。
- 例えばSIMD幅が 16とかの時に、7語とか8語とかずらさないためには、
多次元配列なら普通は適切なパッドをいれればいいので、これはあまり問題で
はない。ベクトル機の時にもやってた話である。
- 間接アクセスは問題。
- これは、SIMD幅の数のアドレスがでるわけだから、メモリユニットが
それくらいに分かれていればよい。なので、間接アクセスの目的が例えばテー
ブル参照なら、同じテーブル複数もつことになるが
SIMD幅だけの独立なローカルメモリをもって、そっちにアクセスする、と
いうことが考えられる。
- 逆にいうと、それくらいしないと、ものすごく性能が落ちるのは避けら
れない。
- あと1つ考えられるのは、間接アクセスの単位を1語ではなく複数語に
すること。例えばテーブルから実は4語読むなら、その4語は連続アドレスにあっ
て、それを読んで並べかえて複数レジスタにいれるような命令のほうがまだ
性能を上げる余地はある。
- 但しこれは電気と面積は食う。
- ゲーム理論で考える(上) 大学定員厳格化、混乱招く
栗野盛光 慶応義塾大学教授
- 引用: ポイント
○定員厳格化、大学・学生の意思決定難しく
○集権的制度を導入すれば混乱回避は可能
○欧州各国や中国は集権的入試制度を採用
- しかし本当にやったら完全に輪切りにならないこれ?
2018/5/17
- 東北大の新スパコン、愛称「MASAMUNE-IMR」に決定 8月から運用へ
- これは東北大の計算機センターではなくて東北大学金属材料研究所計算
材料学センターの。これも今まで SR だったのが XC50 + CS-Storm だ。
- CJ 景気いいなあみたいな。
- 第1部 「改革」の果てに/7止 「選択と集中」目立つ批判 国立大アンケート
- 引用:大学改革に詳しい山口裕之・徳島大教授(科学哲学)はこう指摘する。「これまで通りの大学改革を進めるなら、日本の大学は世界で生き残ることができないだろう。そして、大学が生き残れないような国は、国そのものが生き残れないのではないか」
- まあそうなんだけど、別に改革しようなんて思ってなくて、予算減らしたいだけなわけで。
- 大学での研究って、「新しく大学院生がくる」ことに結構依存してるんだけど、最近もうそもそも金銭的に大学院にくるのなかなか難しくなってる気が。
- 大学が滅んで国が滅ぶわけじゃなくて、国がというか社会が崩壊しつつあるから大学が滅びかかってるだけなのかも。
- 日立、英原発建設合意へ…英側が2兆円超を融資
- 引用:関係筋が明らかにした。総事業費は3兆円超で、英国側が2兆円超を融資する異例の支援体制を取る。日立は公的な支援を強く求めており、原発推進にかじを切る英国が日立側に譲歩する形となる。
- 日立は足抜くのに失敗しましたか。
2018/5/16
- まあでも例えばアメリカでは大企業がちゃんと産業構造に合わせて転換できているかというとそんなことはなくてただつぶれていって新しい企業がでてきているだけという気はする。
- 日本ではつぶれていくのを国が支えようとして共倒れになる構造ではある。
- じゃあつぶれるに任せるのがいいのかというと良く分からない。
- 本来は新しい産業構造への移行を進めるのは国の政策の役割なんだろうけど、、現在の経産省の政策は、、、という問題か。邪魔というか間違った方向への投資とかだと。
- SIP(PRISM) はどうなることやら。
- 100倍速い計算性能、ポスト京の試作機公開
- 引用:
富士通は15日、次世代スーパーコンピューター(通称・ポスト京)の試作機を報道陣に公開した。
- 引用:
公開されたのは、スパコンの頭脳にあたる中央演算処理装置(CPU)と、CPUや冷却装置を取り付ける基板、約100枚の基板を収納できるラック。今年度中に製造を開始できるよう、性能確認を急ぐという。
- 引用:
ポスト京は、富士通が文部科学省や理化学研究所とともに開発中のスパコンで、現在稼働中の「京」(神戸市)の約100倍の速さの計算性能を目指している。世界トップ級の計算速度と省エネ性能を実現し、医療や防災、産業技術など様々な分野での活用が期待されている。
- 公式には「システムとアプリケーションを協調的に開発することにより、
世界最高水準の汎用性、最大で「京」の100倍のアプリケーション
実効性能を目指す。」
- なので、あくまでも「システムとアプリケーションの協調」で「100倍のアプリケーション実効性能」。「100倍の速さの計算性能」とはいってない。
- 今日のセミナーは行方君、細野君、Steven。
- Steven は AMUSE の話。AMUSE は開発者用ドキュメントがないというかそもそもAPI仕様があるのかないのかわからないところが問題な気が、、、
- 作るのはそれでいいとこもあるけど、使ってもらうには、、、
- FDPS は最初の版までは結構 Waterfall な開発形態(一応)で、ドキュメントありきみたいなやり方でやってる。まあそのあとは適当かも。
- 大学新入試にプログラミング試験検討 IT人材育成へ
- 引用:政府は大学入試センター試験に代わって導入される「大学入学共通テスト」の科目に、プログラミングや統計などの情報科目の導入を検討する。ビッグデータや人工知能(AI)活用の必要性が高まる中、文系・理系を問わず素養を身につけさせて、IT(情報技術)人材の育成につなげる。
- 引用: プログラミングについては、高校では22年度から共通必履修科目に「情報I」を新設し、すべての生徒が学ぶことが決まっている。同年度に入学する生徒が受験する24年度の新テストから、情報科目を導入する計画だ。コンピューターを使って受験するCBT方式による実施を視野に入れる。
- 引用: 背景には、産業界をはじめとするデータサイエンティストなどのIT人材不足がある。経済産業省の推計によると、IT人材は15年時点で17万人不足している。30年には需要がさらに拡大し、最大で約79万人不足する見込みだ。
- えーと、なんか昔こういうのあったよね的。
- 私が35年くらい前プログラマでバイトしてた時にはプログラミング
というか2次曲線の式変形がという感じで仕事がきたような。
- まあそれから C でインタプリタ作るんだけどみたいな話がきて
K&Rを買ったような。
- 80年代のSE100万人不足はシグマになったのか。
- まあだから国の政策が××なのは昔からで、ということか、、、
- 【電子版】気象庁、新型スパコン来月始動 能力10倍 台風予測5日先まで
- XC50 18PF 100億か。
- ついに日立ではなくなったということ?
- これ、日本で稼働する Cray の機械としては金額ベースで圧倒的に最大?T2K の時にクラスタではそこそこ大きいのがあったけど100億になってないし、XT/XC 系では天文台が最大だったような。
2018/5/15
- ××説明会の説明会を私すっぽかしたかと思ったがよくメイルチェックしたら最終的には私ではない人が担当だった。ふう。
- スタックオーバーフローである。
- ほんでもって島についたらACアダプタが、、、忘れてきている。メイル処理したらとってくるか。
- NECが末期状態…1万6千人削減→また3千人削減、事業売却の連続で稼ぐ事業消滅
- 日本語の意味がとれないということで話題の記事ですね。
- 引用:ハードウェアの技術者をソフトウェアからの配置転換で乗り切ろうとしたが、机上の計画通りにはいかなかった。
- 「ソフトウェアへの」ですかね?
- Nさん(というと最近 NVIDIAな気すらする)、家庭用ルータは妙にできがいい気がするけど、、、
- ということで2月の東洋経済の記事
- 引用:ハードウエアの技術者をソフトウエアに配置転換するなど、リソースシフトで乗り切ろうとしたが、「社員のスキルがなかなか合わず、スピードも遅れていた」(新野社長)
- まあそりゃ駄目ですわねという話。
- こういう、大企業がどんどん解体消滅してます的な話と、マクロ政策で経済は成長できますみたいな話って整合するのかしら?
- 仮数8ビットくらいだとそろそろ対数表現のほうがいいかなな領域に。行
列乗算というか内積計算だと、各項乗算(対数加算)のあと真数に変換(指数関
数評価)して加算続けるので、乗算よりも指数関数が低コストでないと
意味がないが、これは実は低コストである。
- 8ビット精度くらいなら区間全体での2次関数でいい。x-a+b(x-0.5)^2み
たいな形なので乗算器はビット数が短くて自乗とか定数との積なので、
だいぶ小さくなる。
- その代わり、そもそもまともな乗算器がないのでFP32とかFP64と乗算器を共通化とか無理。むーん。
2018/5/14
2018/5/13
- 廃炉のもんじゅ、ほぼ稼働せず経費1兆1300億円
- 引用:
検査院が11日に国に報告した内容によると、決算書などの保存が確認できた1971年度~2016年度の研究・開発経費は1兆1313億円。このうち4382億円は、燃料の加工が始まった1989年度以降の保守管理費が占めていた。検査院として、費用の総額や内訳を初めて算定した。
- 引用の:「もんじゅ」保守管理をめぐっては、1万個以上の機器の点検を怠っていたなど、数々の不備が指摘されてきた。
- 引用:検査院の検査では、これ以外にも、交換が予定されている機器に点検を実施したり、性能試験の再開が見込まれないのに試験の準備作業を続けたりするなど、不要とみられる契約がみつかった。
- 元々「もんじゅ」自体が不要なわけで、、、
- 内閣総理大臣秘書官だった柳瀬氏のデタラメ答弁ぶりが話題になってるけど、この人原子力行政に関係深い人なんだな。
- 原子力関係だと科学も事実も無視したでたらめな主張を役人がするのは昔からそうで、それが何十年も続いてるから、原子力に関わると理性とか論理が破壊される気がする。
- これが日本の役所が元々そうだから原子力行政がそうなのか、原子力行政的なものが蔓延したからかというとおそらく両方なんだろう。
- 松田卓也さんの飛行機はなぜ飛ぶかのかまだ分からない??
- これもあちこちおかしいというのは4年前にも書いた
- この辺も
2018/5/12
2018/5/11
- 日立の英原発計画、電力買い取り 市場価格の1.6倍要求
- まあ最近の日立はこういう感じな気が。実際、そうでないと東芝になっちゃうし。
撤退したいんだろうな。
-
国立大は規模縮小、学部再編を=自民部会が提言案
- 引用:
自民党教育再生実行本部の高等教育改革部会(主査・渡海紀三朗元文部科学相)は10日、大学改革の方向性に関する提言案を大筋でまとめた。
- 引用:
今後さらなる少子高齢化や人口減少が見込まれる中、全国に86ある国立大学の規模縮小や学部再編を求めた。月内に安倍晋三首相に提出する。
- まあ財務省的には18歳人口が減るんだからそれに合わせて規模縮小しないのはおかしいという話だろうというのは想像はできる。
- つまりは、大学のミッションを、18歳の新入生の教育においている限り、「減らせ」という論理に抵抗するのは難しいということではあるかも。
- 半分留学生にするとか、社会人教育とか、そもそも目的は研究で教育じゃないとか、なんかいると。
- Crayが去った後のCDCのスパコンたち
- 引用:しかし、東工大のETA-10は、結局、液体窒素の冷却状態で動作することはほとんど無く、空冷で半分程度の動作速度で動かしていたという。また、ソフトウェアが不備で、8CPUがあっても1CPUしか使えないという場合が多かったという。
- そなの? JvNC のは 10.5ns で動いてて液体窒素冷却ではあったはず。
完全に8ノードバラバラでメモリも共有メモリは使えなかったけど。なので、単にクロックが高い205が8台だった。
- JvNC は ETA が Chapter 11 になって割合すぐにクローズしたんだけど、東工大のはそのあとかなり長く運用したしOSもEOSでなくてUNIXだったから色々違うのかな。
- 去年と講義の担当の配分(前半後半)を入れ換えたので前半ってもう始まってたっけ?と一瞬あせったが、2Qの前半なのでまだだった。
- 平成30年度「次世代領域研究開発」(高性能汎用計算機高度利用事業費補助金)の公募について
- 姫野さん代表でもらってるのの新規公募。年4200万間接経費込か、、、
- 新規アーキテクチャ型、KNL のシステムは原理的には対象になるけどまあ次がないものにソフトウェア投入はプロジェクトとしては厳しいし、PEZY
も難しいからちょっとどうしようもない感じが、、、
- 〆切ドリブンだと山側事務処理が色々厳しい。もうちょっとちゃんとやらないと、、、
- でも〆切が一杯、、、
- TODO リストの一番上には某作文をしろと書かれている。
- 無駄に tw が多いのは要するにそういうことである。
- Cavium ThunderX2 Review and Benchmarks a Real Arm Server Option
- 2ソケットで HPL で1TFでると。でもって電力は、、、製品ではもうちょっと下がるとはいえ800Wいくとのこと。
- SVE 512bit つけて電力性能が3倍上がったとしても結構低い。まあ3倍いくかというといかんだろうし。
- 【わがスパコン人生】第1回 小柳義夫
- 年代の微妙な間違いが、、、
- 「日本も80年代半ばにスパコンを作り始めました」 S-810 は 83/10 に
出荷なので半ばに作り始めたというのはどうかしら、、、富士通の人は
230-75AP は 77年だといいたいよね。
- 「1970年代の終わりころ、あるセミナーで「アメリカにはスパコンというものがあるそうだ」という話を聞いて」これは60年代かしら?
- 1989年の Eugene Brooks NOTHING WILL WITHSTAND THE ATTACK OF THE KILLER MICROS!
- で、こうなった瞬間に B/F=4 なんてのは維持できなくなるのは自明で、
今ならオフチップRAMの B/Fは汎用で 0.01、専用プロセッサなら 0.001 辺りで作るのがハードウェア
的には望ましい。
- オンチップでローカルメモリなら B/F=4 はそれほど電力食うわけではない。むしろマルチポートレジスタファイルが同じくらいかもっと電気食うのが問題。
- というところでどういうふうに計算機と計算スキームを構成するべきか、というのが現代におけるHPCの主要な問題だと私は思うんだけど。
- 粒子法で長距離相互作用があると B/F 0.01 くらいまではなんとかならなくもない。短距離はなんか考えないと厳しい。
- 規則格子は意外になんとかなる。
-
2018/5/10
- Qualcomm Plans Exit From Server Chips
- Centriq 2400 は死んでしまうのかしら?まあ中国が買いそうではある。
- 今日のチーム定例の話題。FDPS の Fortran インターフェースというも
のを作ったわけだけど、これは要するに Fortran の iso-c-binding で
呼べる C 言語なインターフェースを生成しているだけである。
- 入力は Fortran での粒子構造体と粒子間相互作用関数。
- であれば、C言語のライブラリを割合簡単に呼べる言語であればいかなる
言語であっても(まあつまり FFI の何か使えば Ruby でも Python でも)FDPS
が使えるということではある。
- なら、別に Fortran でなくても、 C++ か C で粒子構造体と粒子間相互
作用関数を書いて(これはどっちでも書けるようにして)、C言語でインターフェー
ス提供すれば任意の言語から使えるかなと。
- つまり、Python とか Ruby (だけでなく Crystal とか Nim とか Julia
とかからでも、あともちろんCからでも) FDPS が使えるようになる。
- ならはじめから内部もCで良かったのではという気もするが、、、まあそれはそれ。
- 幻の科学技術立国
第1部 「改革」の果てに/6 トップダウンの大型研究 「生産性革命」の名の下に
- おお、堀さんPDなのか。(と、そういう問題じゃない)
- Redmineのチケットで研究室の物品管理
- なるほど。
- RedMine、知らないうちに CSV からチケットインポートとかいう機能もできてるのか。Excel で進捗をというのからの移行を想定?
2018/5/9
2018/5/8
- O先生退職記念パーティの出席の御返事をする。S先生(杉本さんじゃない)のは出席とお返事していてでるのを忘れたのでそういうことがないようにしないと。
- Venus はレジスタ沢山あるのとコンパイラの異常な頑張り(なんか「24時間でコ
ンパイルを打ち切る」とかいうオプションが。Place & Route でもしてるのか
みたいな)であんまりアセンブラ書く余地がない。
- 最近の Intel compiler + 最近の Intel の石は intrinsic もあんまり
不要でコンパイラもだがプロセッサハードウェアが莫大な OOO資源でなんとかしているのを感じ。
- GPU も莫大なレジスタ資源でなんとかしている感じ。
- 要するに、レイテンシ隠蔽のためにアンロールしたコードから割合単純に命令列だしてレジスタ不足にならなければコンパイラやOOOが頑張らなくてもなんとかなる。
- もちろん、それならはじめからベクトル命令でいいじゃん、というのはその通りである。
- まあ言い換えると、レジスタもOOO資源もたりないとコンパイラでできることには限界がある。
- そういえば(でもない)、新神戸の駅前のオリエンタルアベニューが工事が終わったあと著しく廃墟感が高くなってたんだけど、あそこどうなるのかしら?
- Office Professional Plus 2016 がプロダクトキーをいれろといってきたのでいれたらなにか無限ループにはいった感じでもどってこないんだけど、、、
- で、ポップアップウィンドウを閉じたら、このソフトウェアにシステムの変更を許可しますかみたいな別のポップアップがでてきた。で、それは許可しますにしたんだけど、結局プロダクトキーが入ったのかどうか不明。
- 今日だと勘違いしていた金曜の会議の資料を作成した。
- Broadcom's Arm server chip lives – as Cavium's two-socket ThunderX2
- これ要するに 32コアの Vulcan で 128bit NEON x 2 だから FX100 の半
分の性能か。電気はそこそこ食う模様。TSMC の16(多分)使ってそれは結構駄
目な気が。まあ16年にでても厳しい感じだったのが2年遅れるとなかなか、、、
- というか、普通のCPUコアで 32コアあたりって大変だよね、、、ARMv8 も。
- まあでも N7+ とか N5 も電力あんまり下がらなくなってるから、1-2年
の遅れが昔ほど致命的ではないということはある。
2018/5/7
- 謎な研究会から論文のレフェリー1週間でしてくれというメイルがきてすみません無理とお返事したらメイルがエラーになって返ってきた。 Reply-To は設定しておいてほしい、、、
- メイル本文を隅から隅まで読めばお返事宛先が書いてあるかもしれないけど、、、
- あ、そうじゃなくて、Reply-To は設定されてるけど From: への返信がエラーになってるのか。なので返事は多分届いてると。
- あ、、、何故か11日に設定した会議を明日だと思い込んでいた。準備始めたところで気が付くみたいな。
- 理研白眉で博士号必須でないのは、、、というのがちらほらとみえるが、京大白眉は最初は博士必須で募集したはずでそれにもかかわらず在学中で応募して採用された人がいてその人はその後ちゃんと立派な成果をだしたということは書いておきたい。
- 平成21年度の京大白眉公募
- で、2年目からは博士号必須ではなくなった。
- 共感性羞恥とは何か!?観察者羞恥やHSPとの関係について
- まともそうなページにみえるけどうどうなんだろうこれ?
- つーか、これ、ない人が多いのか。
- 線型代数で、大学教養課程のがわかってれば十分という話を見るけど、
えーと、大体、教養の線型代数の段階で何故こんなことをするのかとか全然分
からなくて意味不明の呪文をおぼえさせられていると思うのが普通の学生な気
がする。
- 物理とかの応用とは完全に独立な抽象化された線型代数を教える、とい
うのは思想としては美しいんだけど、まあその、、、
- つまり、例えば物理とか天文とか数値計算とか、まああと深層学習でも
な人が必要な線型代数って、多分以下の5つくらい。(が言葉の意味を含めてわかること)
- 連立一次方程式は行列で書ける。
- 連立一次方程式がユニークな解をもつ条件は行列が特異でないことで、これは各行が一次独立であること、行列式が0でないことと等価。この時逆行列がある。
- 連立線型常微分方程式も行列で書ける。これは行列の指数関数が形式的な解だが、行列を対角化できれば解ける。
- 実対称(あるいはエルミート)行列は直交行列(ユニタリ行列)で対角化できる。対称じゃないのは難しい。
- あと線型性の定義。
- で、線型空間とか固有ベクトルとかの話を線型偏微分方程式の解空間とか近似解空間の話と全く独立にされてもなかなか聞くほう(の多数)には厳しいわけで、こんな方程式が解けますよ、という話だと少し意味がわかるのではないかと思ったり。
- まあ、数学としてはそれとは独立だということかもしれないけど、、、
- ハラスメントというと、こういう論文があって、著者のうち2人はこないだアカハラの話がでたチューリッヒに今いるんだよな、、、
2018/5/6
- こんなことをしている場合ではないが、昔書いた ruby 版 BH treecode
を Crystal で動かしてみた。結構変更点は多いがまあ動く。20倍ほど速くなっ
た。
- こんなの
- で、gprof とかの古代のツールではなく perf を使えということなので
使う。
- VineSeed は perf をいれる仕掛けはないっぽいので、root で
cd /usr/src/linux-4.14/tools; make perf
- flex とか bison がないよというエラーメッセージがでたので
synaptics でいれてもう一度 make perf でなんかできた。
- /usr/src/linux-4.14/tools/perf/perf があればよいっぽいので、
cd /usr/bin; ln -s /usr/src/linux-4.14/tools/perf/perf
- あとは、 perf record -- コマンド; perf report でなんかでる。
- まあ3次元ベクトルを Array から継承して作ったんでは性能的に×だということくらいがわかる。
- とりあえず Ruby と違ってそういうところが問題になるくらい速いということではある。
- あと自前のコマンドラインパーザが eval 使ってるのをなんとかすれば Crystal で色々できそう。まあハッシュで返すんだわね。
- Josh
の treecode
- あー、これこういうデータ構造だっけ。body と cell の共通部分を
node 構造体と定義して、その最初に自分は body か cell かを書いておくと。
- C++ なら、、、継承でやる?
- Ruby とかなら こういうことしなくても配列の要素に body 型と cell型を混ぜられる。
- Crystal は静的型付けだけどやっぱり混ぜられる。
- まあ最近の BH tree の実装は必ずしもこういういかにも8分木なものではなかったりするけど。
- 横文字作文1つできたことにした。まあなんというか研究における日本の地位低下を感じる。まあ低下するのは国の政策がこういうふうなのでもうしょうがないので、ぼちぼち国際協力でもしますかねみたいな。
- Josh の hackcode1 C バージョンに比べたら8倍くらい遅かったので3次元ベクトルのクラスを書き直したら7倍速くなって Josh のに比べてちょっと遅いくらいになった。これはびっくり。
-
こんなの。each は使えてない。
- class ではなくて struct にしたのが一番きいてるみたいで要素毎に書く必要があったかどうかは未確認。
- Crystal の
Struct
2018/5/5
- 杉本大一郎氏ロングインタビュー
第1回:少年時代~大学時代
- 色々面白いがちょっと引用:
高橋: 小学生の時はどんな子だったんですか?
杉本: 僕はずっと先生のいうとおりにしなかっ
た. 1 年のときにね,先生が「 3 引く 5 は?」っ
て.それでみんなハイハイって手を挙げるわけ.
- 引用続き:
ほんでね,「杉本君」とかいうから「マイナス 2 」
ちゅうたんだ.そしたら先生困っちゃってね.
「そういうときには引けませんて言うんだ」っ
ちゅう.
- 麻生財務相「セクハラ罪という罪はない、殺人とは違う」
- こういうことをいう人が現実に政府組織の長であるというのは、、、
- ruby-matplotlib が動いたのでちょっと幸せ。
- Matplotlib from Rubyにある通りだが、サンプルが動かなくなっている気がする。
- pycall-1.1.0.rc1 で新しいせいか、 python 側の関数コールする時の最後の "." があるとエラーになるようになった模様。これ全部とると動く。
- 最初の arange.(...) を arange(...)にするとか。
2018/5/4
- おうちサーバーで運用している自分用 svn レポジトリがなんかおかしく
なった。
- 症状は、特定のファイルがレポジトリにない、というエラーメッセージ
がでて、 commit も update も失敗して。そのファイルを add も remove も
できなくなるというもの。
- svnadmin verify とかかけてもエラーはでない。
- dump/load で問題のファイルを削除すれば多分大丈夫だが、まあそれくらいなら、、、ということで git への移行をテスト。
- この svn レポジトリは、単純に自分のローカルの src とかが置いてあるだ
けで、 trunk とかそういう構造はないもの。
- ローカルマシンのどっか作業用ディレクトリで
git svn clone --prefix=svn/ svn_repository
を実行。svn_repository は svn+ssh://host/dir みたいなの。
- 但し、これ最後でこけた。error: The last gc run reported the following. Please correct the root cause
and remove .git/gc.log.
がでる。
- とりあえず、上のを(クリーンな状態で)再実行、途中で中断して、
できたディレクトリに移動してgit config gc.auto 0; git svn fetch でなん
かできた。
- この状態で、git ホストになるマシンで空のレポジトリ作って、
git remote add foo ssh://host/bar; git push foo master
で、git ホストになる機械に新しい git レポジトリができる。
- あとは、 git clone ssh://host/bar でカレントの下にレポジトリの新しいファイルをつくれる。
- が、src の下には色々なファイルがあって全部 svn 管理下ではないので、
それらを全部 tar して展開してレポジトリからのほうに書き加えた上で、
それを ~/src に mv して終了。(前の src は当面 src.old とかで残す)
- git commit -a ; git push origin master で svn commit の代わりにはなると。
- これ2009年にレポジトリ作ったんだな。 CfCA で svn の運用始めたのが
もうちょっと前で、Piet との artcompsci.org で svn 動かしたのは 2003年か。
- データベース壊れなきゃ svn から移行する理由は特にないんだけど、、、
2018/5/3
- 幻の科学技術立国
第1部 「改革」の果てに/5 iPS細胞偏重、世界と差 再生医療の厳しい現実 意義揺らぐストック
- 「選択」上手くできないのに集中するとどうなるかという話ではある。
- 昨日の定例での話題。Volta 速い、というか、ホストとの転送名目 16GB/s
くらいで演算性能倍精度でも8TFとかあるのはさすがに使うの難しいという話。
- まあ GRAPE-DR だって 1TF で名目 4GB/s あったわけで、相対的にさらに半分になるのはなかなか厳しい。NVリンクがつく計算機はくそ高いし。
- まあなので、しょぼくてもいいから汎用コアを集積してそっちでプログラム動いて、Cuda とか OpenCL じゃなくてもうちょっと手軽に使えないと、、、という話ではあるんだけど、その方向の開発は現在(中国はおくと)どこでも行われてない感じ?
- Xeon Phi が死んでしまったということはやはり何かを表していて、それ
は(私が何年も前からいっていたことだが) Xeon Phi は Xeon が破綻した後の
姿であるというものではある。
- 要するに、共有メモリで階層コヒーレントキャッシュで32プロセッサ以上で
さらに Wide SIMD というのは無理だ、ということ。
- いやもちろん作れるんだけど、他のアプローチに対して電力性能やプログラムの開発のしやすさで勝てなくなる。
- 他のアプローチというのはもちろん SW26010 や PEZY-SCx や NVIDIA の
GPU になる。
- Volta で HBM 使ってもやはり B/F は 0.1 くらいまで落と
しているわけで、さらにL1(+shard memory)のほうがL2より大きくて、再利用
されるデータは SM に物理的に近い L1 に置く。これは電力性能的にも有利。
- Sunway はローカルメモリに置くしかない。PEZY は伝統的な下のほうが大きいアーキテクチャだけど、ローカルメモリもある。
- まあ本当は、L1だけ大きくして、L2、L3 は通信バッファ程度の大きさに
してほしいんだけど、そうすると store+flush では駄目で、始めから
ここまで書きますよみたいなストア命令が欲しいということになる。
- 並列化できるプログラムなら実際問題としてどのストアはどこまでいっ
てほしいかってのはプログラム書く側にはわかるわね。
- コンパイラが適切なストア命令だせる気は全くしないのが問題かしら。
- あとまあ、そんなことなら別にキャッシュじゃなくてもいいよねみたいな。
- 昔だと Windows でプログラミングをという時ににはじゃあまず cygwin いれてねでよかったわけだが、最近だと WSL 使ってますという人もいたりして。
- OSX はデフォルトでは gcc はいってませんだし。なんか最近ややこしい。
2018/5/2
2018/5/1
- 5月である。
- 色々なことができてない上に今月山のように書かないといけない書類が、、、
- とりあえず先週が〆切のものを処理。
- ResearcherIDを更
新。ResearchMap とか同じようなものがいくつも発生していてなんだかなあではある。
- 92年の夏にケンブリッジ(基本的には Aarseth のところ)にいってて、
Steve も確か individual timestep + tree の論文仕上げにきてて、
IoA は町外れだし観光も面倒なので土曜は IoA いってた。
- 日曜はロンドンくらいまで観光にいってたけど。
- で、土曜にいくともちろん Aarseth はいるんだけど、今はMPAにいる某
偉い先生(ってもちろん特定可能と思うけど一応)もいて、「土曜にはスタッフ
とビジターしかいなくて若者いない」とかぶつぶついってたような。
- まあだからどうというわけではないけど他山の石みたいな。
- 自覚的でなければ間違いなく危険だし自覚的であっても十分なわけじゃないというような。
- 私は地方のまあ産業都市(田んぼが広がる中に突然工場と団地がみたいな)である岐阜県大垣市にそだったわけだが、例えば「聲の形」にでてくる大垣は(アニメみてないんだけど)市の中心部で、私の住んでた辺りとは全然違う。
- まあその、私が小学校2年の時に団地から一戸建てに引越して、小学校の学区も変わったんだけど、そこでも結構文化的断絶があったような。
- で、駅前にも大型書店とかなかったわけで、文化的ななにかというと名古屋である。
- 父親は大連で生まれそだっていて(戦後は小倉)、週末には家族つれて名古屋の丸善まで出かけたり京都までいったりだった。あと母親の実家は名古屋の中心部にあって時々遊びにいってた。
- 神戸にくると、当時は六甲道にちょっとは専門書とかある本屋があった。三宮ジュンクはまだ全然小さかった。本捜すなら結局梅田で旭屋か紀伊国屋。
- まあなので、地方都市では東京とかと違って文化的なものは全くなにもなくて云々というのは何というか結構そうだよね感は私はあったり。同じ市の中でも都市と農村の違いはあった。
- だから嘘書いていいというわけではないんだけど。
- あ、三菱を置き去りにして伊藤忠はトルコの原発計画から撤退なのか。