つっても、非公開のを別につけているわけではない。
Copyright 1999- Jun Makino
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これまでにも、海王星の外側に惑星クラスの天体を想定する研究者はいたが、今回は理論モデルに基づく緻密(ちみつ)なシミュレーションを行い、観測結果とも非常によく合致していることから、渡部潤一・国立天文台准教授は「格段に精度の高い理論予測」と評価している。論文はこれ なわけだが、、、何故か知らないけど50AU くらいより向こう側に初期に 0.5地球質量くらいの惑星があって、それがまた何故か知らないけど 100 AU まで migration すると色々説明できますって、それはそうだろうけどそれな ら 17から 50までにもう 10個くらい惑星できるだろう。
というか、もちろんそれは著者もわかってて、最初にできるのは 10-20AU で 海王星からの摂動とか outward migration に よって最初 50くらいまで、最終的には150AU までいきますって書いてあるんだ けど、そんな都合よく 150 AU なんかまでいかないと思うけど、、、
-L localhost:10995:name.for.pop.server:995 0 -L localhost:8025:name.for.smtp.server:25で ssh 動かしておいて、 fetchmail は localhost:10995 を、mewは
(setq mew-smtp-server "localhost") (setq mew-smtp-port "8025")といった感じで。まあ、別に普段からこのままでもいいのか。
で、もうちょっと非専門家向けに、というと例えば Scholarpedia みたいなものも存 在している。でも、結局のところ、専門家の間で意見の一致が見られるような こと、つまり何が正しいかがそれなりにわかってることについては別に査読が あってもなくても何が正しいかわかるし、そうでないことについては査読を通っ ているからといって「正しい」とは限らない。そうでなければ、ある問題につ いて対立する立場の論文がどちらも査読を通って雑誌に載るといったことは おこらないわけで。
まあ、もちろん、何が正しいかわからない問題についても、明らかに間違った 論文とか文章とかそういうものはまた別にあるわけで(私のところに査読が回っ てくる論文の半分くらいはそうだ。これは絶対某誌エディタ某氏のせいだと思うけ ど)、そういうのをある程度フィルタリングできる「はずである」というのが査 読に期待される機能ではあるけど、でもまあ実際にはそういう意味で明らかに 間違った論文が大量に専門雑誌にはのってるわけだ。
結局、査読付き雑誌とかそういうものを、専門家でない人が望む、というのは、 「これなら信用できる」という判断を人まかせにする、という思考の節約を 望んでいるだけではないかと思う。もちろん、あらゆることを自分で判断する なんてことは不可能で、あらかじめ「正しい」とわかっているものがあったほ うがいい、というのはそうかもしれないけど、例えばネット上の文章なら、 ある文章について他の色々な人の意見やコメントを見て、そのネットワーク全 体に対してなんらかの判断をすることでそのその文章のもっともらしさとかを 判断することができなくもないわけで、それは「この雑誌にのってる」とか 「査読がある」とかよりもよほど信用できる基準になりえるのではないかなあ。
これは、要するに文書間の引用関係やリンク関係を、単純に引用あるなしだけ で分析するのではなくて問題としている主張について賛成か反対かみたいな のを判定させれば機械的にできないかしら?もちろん、それででてくるのは 現在の常識とか一般的な理解とかそういうので、革新的な考えとかそんなのは でてこないけど、一般的な理解はこう、というのが機械的にわかると色々便利 な気が。私あんまり常識ないので。
いや、例えば
・電子メールは配送を保障したメディアではありません.というのがどれくらい世間一般の常識か、とか。真理と常識の関係は工学と理学で違うし。
注意: 原則的に勤務時間の全てを業務にあてる職です。というのは天文台の専門研究職員、研究支援員の場合は必ずそう書くことになっ ているものですが、だから自分の研究をしてはいけない、というわけではない のでその辺御理解下さい。もちろん勤務時間以外は自由だし、計算機を使うこ とは業務の重要な一部です。
・電子メールは配送を保障したメディアではありません.だって。電子メールはインターネットに接続した組織が, 主体的に「最善の努力」 で配送する仕掛けです. 日常的な利用には大変便利なメディアではありま すが, 郵便事業のように政府の管理のもとで配送を保証したサービスでは ないということを十分にご理解ください. 我々のほうから送出したメール も先方に届くことは保証されていません.
よって, 重要な案件につきましては, 電話や郵便など他のメディアでの連 絡方法を併用して頂きますようお願いします.
「最善の努力」でなにができるかは組織によって違いがあるので、より信用で きる組織のサービスを使え、ということになるわね。
で、査読とかなしで「専門家」が色々勝手なことを自分のサイトとかで発言し て、そのいうことが人によって違う、というのが専門家以外の色々な人に見え るようになっている、という現在の状況は、例えば科学と社会の関係としては 実は好ましいことである、と思う。専門家以外の人からは「何を信じていいか わからないのは困る」というのはあるかもしれないけど、結局、専門家の間で 意見が結構違う、ってのは、本当に何を信じていいかわからない、ってこと なわけで、それをなんか正しい見解があるような振りをするのはよろしくない。 専門家同士の議論だって、2ちゃんでの議論と程度が変わらないようなことは よくあるし。
私の日記とか書いたものでコメント欄もトラックバックもないのは、別に上の ようなことを考えたためとかではなくて単に面倒だからしてない、というのが 一番大きいけど。手で HTML 書いてるんだもん。まあ、それでも Rails でなん とかとか Radiant CMS でどうとか少し考えてますが。
彼も、私の記事をちゃんと読んでないみたいですね。私は「京速計算機がすべてベクトル型だ」と主張したことはありません。前にもみたように、調査会の批判を受けてベクトル型だけでやる計画が後退し、スカラー型が混在するようになったので、ますます何をやるのかわからないものになってしまったのです。人の発言を誤解だか改変だかした上に自分の過去の発言も無から発生させて、 しかもその発生させた内容が事実誤認である。うーん。一応、解説。 私は、池田さんがちなみに地球シミュレータにしてもこの話にしても、ITゼネコンの元関係者の話です。このプロジェクトには、牧野さんのような研究者には理解できない、どす黒い利権が渦巻いているのです。特に京速の発注を受注企業からの出向者がやっているというのは、歴然たる利益相反です。本質は、技術論じゃないのです。
「京速計算機がすべてベクトル型だ」というような主張をしているとはいってなくて、
このようにコスト・パフォーマンスが大きく違う最大の原因は、(中略)日本が特別製のベ クトル型プロセッサを新規開発するからだ。という池田氏の発言が事実誤認であるといっているだけ。さらに、
前にもみたように、調査会の批判を受けてベクトル型だけでやる計画が後退し、スカラー型が混在するようになったの「前に」というのが誰がどこでみたものか不明だけど、それ以前に 調査会(というのが CSTP の評価専門調査会のことだと仮定すると)の批判は 「複合型でやる理由がわからない」というものであったわけでベクトル型だけ でやる計画というのはCSTP の評価専門調査会のレポート以前には存在してい ない。CSTP の 2005/6年のレポートの後に、理研側では1つにまとめようとし てたけどそれが上手くいかなかったらしい、というのは ここ に書いた通り。CSTP のレポートのポイントは
「大規模処理計算機部」、「逐次処理計算機部」及び「特定処理計算加速 部」の構成をとる必要性は、まだ明確になっていない状況である。だったわけで、これを受けて
調査会の批判を受けてベクトル型だけでやる計画が後退しなんてことは起こるはずがない。
まあ、上の池田氏の文章は「ITゼネコンの元関係者の話」ということにして責 任のがれをしているのかも。まあ、その、
本質は、技術論じゃないのです。とかいってすますなら始めから技術論のところでデタラメを書かないで欲しい、 みたいな。
私が「彼が引用した牧野淳一郎氏のサイトに、彼の論旨と逆のことが書いてあることを『間抜け』と呼んだ」のは事実だし、荒木氏も認めてるでしょう。「私が間抜けと呼んでない」というなら話は別ですけどね。池田氏の元々の記事には基本的な事実誤認があって、私が書いたことは別に彼の書いたことのサポートにはなってないんだけど、、、要するに私は、彼を一般的に間抜け呼ばわりしたのではなく、私の記事を罵倒するコメントを補強するつもりで、それをくつがえす牧野氏のサイトにリンクを張った行為を「間抜け」と呼んだのです。「愚論」を削除した彼は、それがわかったのかと思ったら、まだわかってないのか。
他人の私信を無断で公開しておいて謝罪もしない非常識な人物が何を書こうと、私は読む気はありません。これで終わり。
このようにコスト・パフォーマンスが大きく違う最大の原因は、アメリカのスパコンがAMDのOpteronやIBMのPowerPCなど、普通のPCに使われるスカラー型CPUを多数つないで並列計算機を実現しているのに対して、日本が特別製のベクトル型プロセッサを新規開発するからだ。ここが間違い。今回計画の、現在のところの案ではベクタを新規開発しないわ けではないけど、性能の大半はスカラ型の部分が担うわけで。ま、予算配分は 公表されてないけど、ベクタがほとんどもってく、なんてことはなかろう。つ まり、ベクタを作るから高いわけじゃないの。
とはいえ、
最大の問題は、税金の無駄づかいよりも、ただでさえ経営の悪化している日本 のITゼネコンが、こういう時代錯誤の大艦巨砲プロジェクトに莫大な人的・物 的資源を投じることによって、世界の市場から決定的に取り残されることだ。という辺りは結構外してはいないと思います。
岡村さんもご苦労さまなことで。
flag day: n.A software change that is neither forward- nor backward-compatible, and which is costly to make and costly to reverse. "Can we install that without causing a flag day for all users?" This term has nothing to do with the use of the word flag to mean a variable that has two values. It came into use when a change was made to the definition of the ASCII character set during the development of Multics. The change was scheduled for Flag Day (a U.S. holiday), June 14, 1966.
The change altered the Multics definition of ASCII from the short-lived 1965 version of the ASCII code to the 1967 version (in draft at the time); this moved code points for braces, vertical bar, and circumflex. See also backward combatability. The Great Renaming was a flag day.
[Most of the changes were made to files stored on CTSS, the system used to support Multics development before it became self-hosting.]
th visit since Apr 1st, 1999.