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48. 「ペタフロップス・コンピューティング」 (2007/6/3)

培風館から「ペタフロップス・コンピューティング」という本がでました。 監修は東大工学部原子力工学科(システム創成工学科とか色々名前が変わった ような気もします)におられた矢川さん、編著が地球シミュレータに関わった谷 さん他4名です。矢川さんは GRAPE-6 の予算の元であった未来開拓学術研究推 進事業「計算科学」推進委員会の委員長で、大変お世話になったので悪いこと は書きたくないのですが、、、

表紙も裏表紙も地球シミュレータで、それがこの本の性格を極めて良く表現し ています。要するに、

   「ピーク性能に対する実効効率が高いベクトル計算機は素晴らしい」
と書いてある本です。消費電力や価格当りのピーク性能がアーキテクチャによ らずに同じならばその通りなのですが、まあ、その、なんというか、そうでは ないわけです。それは何故で、その条件下でどうするのがいいか、ということ をここでは考えてきたわけですが、まあ、そういう観点とは別の観点も世の中 にはある、ということですね。

要素技術等についても色々調べて書いてはあるのですが、「調べて書いた」と いう感じです。まあ、その、アーキテクトが書いてるわけではないから、、、 こういうのこそ、例えば理研の渡辺さんあたりがちゃんと書けばいいいのに、 と思います。
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