つっても、非公開のを別につけているわけではない。
Copyright 1999- Jun Makino
2011/04 2011/03 2011/02 2011/01 2010/12 2010/11 2010/10 2010/09 2010/08 2010/07 2010/06 2010/05 2010/04 2010/03 2010/02 2010/01当面の予定
この @jun_makinoという方は、勘違いしています。このトンデルの論文では、『こういう放射線の影響がある』という主張をしていて、95%信頼度で出しています。私が書いているのは、このトンデルのデータを使っても、トンデルのいう主張はできない、ということです。
で、この人の書いているのは、あたかも『私が放射線の影響はまったくない(=0)と主張している』かの如く仮定して、それで誤差の大きな値のところで『影響がないとは言えない』と言っているのです。似ているようだけれど、違うのは分かりますか?そりゃ、誤差が大きい所では、影響はあるかもしれないのは当たり前。ただ、データからは、あるとは言えないし、ないかもしれない。じゃあ、何がいいたいの?ということになります。
心理的には、『影響がある』と思いたいから、そういう言い方になるのだと思いますが、自分の願望を私に勝手に投射するのは止めてほしい。
大きくとらえれば、トンデルの出している種々の値に従っても、被曝による癌の死亡の変化は、他の要素と同じか低いくらいだ、というのが大事なところです。
- しかし、 60-79kBq/m^2 の数字はそもそもガンの件数が 400しかないので、 1σエラーが 5% あり、別にここの数字が1だったからといってこの辺で 5-10% ガンが 増えないとは言えない。
日本分析センター発表について:Xe-133(半減期約5日)は,ヨウ素131などと同様,核分裂片.使用済みプールからは出ない.3/16を最後にXe-133は見えていない→大放出は無い. http://plixi.com/p/88696182
3/21に鋭い大量放出があったことは各地のデータから明らかなのに,福島第一のモニタリングでは捕捉されていない. @emanon_uk 放射能雲が関東上空に長く停滞していて、21日の雨で降下と思っていましたが…21日以前に誰かの呟きで見ました。
一部研究者が各地の測定データをまとめたホームページで、周辺より比較的高い放射線量の結果が出た地域があり、「この結果が県施設のデータより高めだったことも影響している」(地元の市幹部)という声も聞かれる。研究者の情報発信にも意味があるということではある。
この表をよく見ると、60−79kBq/m2の領域の数字が1を越えて、もっともらしく癌のリスクがあがると結論づけるためには、全部の条件による補正が必要だったことがわかります。ところが悲しいかな、この数字すべて有意差がありません。95%信頼範囲をみると、全部偶然であるといっても良いのです。ところが、この数字をポワッソン分布だと仮定して再帰曲線を書くと、11%という数字が出てきました。ただし、これの信頼度95%の範囲は、3−20%です。計算の綾で、ぎりぎり正の相関が出てきていますが、もとにしているデータの有意差がないことを考えると信頼にたるものとは思えません。
肝心のプールへの配管作業はまだなのね。
- 代替の冷却装置は、冷却水へ熱を渡す熱交換器の設置は既に完了。温まった冷却水を冷やす空冷冷却塔(チラー)の設置を終えれば主要機器は完成する。
- 今後、プールの水を循環させる配管をつなぐと、プールに限れば、ようやく安定冷却に少し近づく。
なお、揚水発電の発電量は2000年(原発は2002年)が最も多いのだが、その年は全体の1.33%しか発電していない。真夏の昼間の1時間で、一日の電力需要の8%を消費する事を考えれば、1.33%は臨時調整用にしか過ぎないことがわかる。昼間と夜間の需要量の差は倍程度あるので、昼夜の発電量の調整能力はほとんど無い。真夏の昼間の数時間の需要のいくらかをカバーするのが役割なわけで、 それは「年間の」総発電量の1パーセント程度になるのは当然であろう。稼働している 時間を1年の例えば 5% としても、その間は20%もの電力を供給していることになる。
- 「10年経って目標が10年先に逃げたら、絶対にたどり着けません。それ以上にひどくて、10年経つと20年先に目標が逃げているわけですから、永遠にこんなモノには辿りつけないと、いう事を分からなければいけないと、私は思います。」
現在の測定状況においては、測定値が雨の影響が無い場合で概ね3Bq/m2未満、雨の影響がある場合で概ね50Bq/m2未満の場合は「ND(不検出)」と表示します。
- 今月4日の調査で汚泥から1キロ当たり44万6000ベクレルの放射性セシウムを検出した福島市の下水処理施設。
- 郡山市の下水処理施設「県中浄化センター」で、汚泥から1キロ当たり2万6400ベクレル、再利用のため高熱処理した「溶融スラグ」から33万4000ベクレルの放射性セシウムが検出された
- 県中浄化センターの汚泥は再利用のため住友大阪セメント栃木工場に搬 出されている。同社によると、工場は2日から操業を停止しているが、福島 第1原発事故発生後の3月12日から4月30日にかけて計928トンの汚 泥が搬入され、すべてセメント化。
- 4月28日以降搬入分は出荷していないが、それ以前はコンクリート業者を通じて、北関東のビルや道路などで使用された可能性があるという。
- セメントの原料は石灰石が大半で、使われた汚泥は生産されたセメント の1%未満。県も「放射性物質は数%に希釈され外部への影響は低い」とし ており、同社は取引先業者に説明に回っているが、「ご理解いただくのに苦 慮している」という。
- (松戸市回答) 東京大学が行っている測定は、公的機関等が行っている方法と異なっているため、単純な比較はふさわしくないとのことです。
- (松戸市回答)また、同大学では、測定点近傍にある天然石や地質などの影響で平時でも放射線率が高めとなっているとのことです。
- (松戸市回答)結論として少々高めの放射線率であることは事実ですが、人体に影響を与えるレベルではなく、健康に何ら問題はないこともコメントしています。
- 江東区の下水処理施設「東部スラッジプラント」で3月25日に採取した汚泥の焼却灰から、一キロあたり17万ベクレルの放射性物質が検出されていた。
- 川崎市は「入江崎総合スラッジセンター」(川崎区)から13日に採取した試料を分析。汚泥からは1キロ当たり140ベクレルのヨウ素と同470ベクレルのセシウムを、焼却灰からは同1万3200ベクレルのセシウムを検出した。
保安院によると、体内からの放射線を測定できる機器「ホールボディーカウンター」による検査で、東電が内部被ばくの目安としている1500cpm(cpmは1分当たりに検出された放射線量を示す単位)を上回った件数を電力各社から聞き取った。1人で複数回検査を受けるケースがあるため、件数で集計した。1万cpmを超えたケースも1193件にのぼった。いずれも福島第1原発近くに自宅があり、事故後に家族の避難などのために帰宅したり、福島第1、第2両原発から他原発に移った人たちとみられる。
5月10日に文科省が測定した東京(新宿区)の値0.0662に対し、若林氏らのチームが測定した値は0.124と約2倍。さらに同じ東京都内でも葛飾区では0.359という5倍にも相当する値が出た。
前言訂正もせず居直る様な人には未来永劫科学や教育行政に関わって貰いたくないと思います本当にそうですね。
斑目氏は「3月28日に2号機の地下で高濃度の放射能汚染水があることが分かったときに確信に変わった」と述べた。28日まで確信しなかったのか?14日の時点で地上の分だけで何万キュリーもばらまいてたのに?
炉内状況などに明るくない私は、当該時間帯、同僚の先生たちがテレビ等で伝える解説を基本的に前提にして、その中でわかりにくい細部(ある意味枝葉末節ともいえる)を噛み砕く事しかしていませんでした。んじゃもう黙れ、とかいいたくなる。
ただ、東電は炉内の温度などから、2、3号機は1号機より燃料の損傷が少ないと推定している。
無地のTシャツやジーンズ姿での勤務もOKとする方向で調整している。無地でないといけませんか。そうですか。
業務の遂行に必要な日本語読解能力及び日本語によるコミュニケーション能力を有することなぜわざわざそんな項目を?つーか、なんか客観的な基準あるのかしら?
合わせて採取したプールの水からは、通常は検出されない放射性セシウム134が1立方センチあたり14万ベクレル、セシウム137が15万ベクレル、ヨウ素131が1万1千ベクレル検出された。東電原子力・立地本部の松本純一本部長代理は「爆発の際に原子炉内の燃料が損傷し、放射性物質が外部に出てプールの水に溶け込んだと考えられる。プールの使用済み燃料が損傷しているとは考えていない」と話した。確かに、この I-131/Cs-137 比を 3/11 に戻すと大体30:1なので、使用済燃料からでてきたということは ありそうにない(まあ、臨界になったわけでなければ)。但し、4号機でもどう いうわけか比率は使用済燃料からでたにしては I-131 が多かったはず。
「2000年問題」というのがあった。うーん。これはもちろんコンピュータの設計ではなくてプログラムの実装の話なんだけど、 2000年がくることを想定してなかったんでなくて、2000年までプログラムが使われ続けることを 想定してなかっただけだと思うなあ、、、
2000年になるとコンピュータが誤作動を起こすかもしれない。どのような事故が起きるか想像もつかない・・・と1999年の12月31日にはみんなどきどきしていた(さいわいたいしたことは起こらなかった)。
なぜこんな問題が起きたかというと、コンピュータの設計をしていた人たちが「そのうち紀元2000年が来る」ということを考えていなかったからである。
もちろん、彼らだって「そのうち紀元2000年が来る」ということは高い確率で想定していたはずである。
しかし、そのことを考えに入れると、コンピュータの設計を変えないといけない。年号表示を2桁増やすことで失われるメモリー量が「もったいなかった」ので、「2000年は、2000年までは、来ない」ということにして(これは命題としては正しい)、考えるのを止めたのである。
それと同じである。
というのは、そのとき(つまり、『北斗の拳』的世界においては)、彼らの旧悪を追求するような司直の機能はもう日本列島上には存在していないはずだからである。日本にはどこでも活断層がある、というだけではないか?
だから、無意識的に彼らは活断層の上に原発を建てることを選んだのである。
テクノロジーは価値中立的なものである。ま、でも、安全にしていくことが容易か困難か、というのはある。
テクノロジーに良いも悪いもない。
グランド 産廃処分場近傍 Cs-134 4E5 8E5 Cs-137 4E5 8E6 Sr-89 3E3 4E3 Sr-90 4E2 6E2データは日本分析センターによるもの。一応コンシステントに 0.1%。
菅直人首相は6日夜の記者会見で、中部電力の浜岡原子力発電所(静岡県御前崎市)について「全ての原子炉の運転停止を中部電力に要請した」と明らかにした。理由を「国民の安心安全を考えた」と説明した。おお。
火力 原子力 原子力/(火力+原子力) 発電量 東電 3600 1730 32% 32% 関電 1800 1000 36% 54% 四電 380 200 34% 53% 九電 1120 530 32% 50%
肺がんの発生した人はいずれも喫煙者であり,うち2例は沈着量が少なく,そしてこの肺がんの発生率は自然発生の変動の幅に入るものであるとしている。死亡者と沈着量との聞に直接的な関係がないということが分かる。
Te-132 4.3% 3.2 days Te-129m 0.048% 34 days Cs-137 6.2% 30 years I-131 2.9% 8 days
3/15 4.8 3/20 1.2 1.63 3/25 0.74 0.55 3/30 0.08 0.19 4/4 0.07 0.06 4/9 0.018 0.023カラムめは半減期から見積もった理論値。大体あってるけど、倍くらいずれる日もあり。
ピーク時供給力とは、電力需要のピーク(最大電力)にあわせた供給力のことであり、火力、原子力等の固定的な供給力に加え、需給が逼迫した場合、素早く対応可能な揚水式発電(水力)が一定量含まれております。要するに、揚水発電は少ないめ(具体的な数字は不明)に見積もってピーク能力をだしてますと。
なお、需要が供給力を上回る緊急時には、更に揚水式発電を一時的な供給力として追加できる場合がありますが、発電可能な時間に限りがあるため、追加分についてはピーク時供給力には含んでいません。
福島第一原発事故で、放射能汚染が原発から北西方向を中心に広がると、原発2号機が破損した当日の3月15日時点で政府は予測していた。この方向にある福島県飯舘村など5市町村の住民に避難を求めると、政府が発表したのは4月11日で、結果として対応は後手に回った。文部科学省と原子力安全・保安院が5月3日夜から公開を始めた「緊急時迅速放射能影響予測システム(SPEEDI)」の試算結果からわかった。
3月15日午前6時すぎに原発2号機の圧力抑制室が破損。約3時間後に正門付近で、放射線量が1時間あたり10ミリシーベルト超まで急上昇した。保安院は破損の影響を調べるため、同日午前7時前に試算した。
それによると、同日午前9時から24時間後までの間に、原発を中心にした単純な同心円状ではなく、とくに北西方向に汚染が流れていくことが予測された。こうした汚染の傾向は、福島大などによる実測値でも裏付けられている。
政府が当初、避難を求めていたのは、原発から半径20キロ圏内の住民。だが4月11日になって、北西方向で20キロ圏外にある飯舘村や葛尾村など5市町村に対しても、5月末までに住民避難を求めることにした。対象は約3千世帯、計約1万人とされる。
SPEEDIによる試算約5千件はこれまで未公表だった。その理由について、細野豪志首相補佐官は2日の会見で「国民がパニックになることを懸念した」と説明した。(小宮山亮磨)
東電グランド 高崎 (Bq/kg,3/31) (uBq/m^3, 3/21) I-131 2.6E6 2E6 I-132 - 6E5 Cs-134 5E5 1.6E5 Cs-137 5E5 2E5 Te-129m 3.2E5 7E5 Te-132 1.2E5 1.3E6 Ba-140 1E4 - La-140 1.3E4 2E3比をとると全く全然変というわけではない。なので、Te-129m、 Tc-99m とかのβ線核種 がその辺に一杯あるのかも。調べたところでは Te-129m はちょっとだけγ線 を出すので精密測定ならγ線スペクトルだけで検出できるけど、 NaI では無理そう。
3/21 3/31 4/14 3/24 4/1 4/15 I-131 5.8E6 2.6E6 9E5 I-132 - - - Cs-134 3.4E5 5E5 5E5 Cs-137 3.4E5 5E5 5E5 Te-129m 2.5E5 3.2E5 2.4E5 Te-132 6.1E5 1.2E5 5.1E3 Ba-140 1.3E4 1E4 - La-140 3.3E4 1.3E4 -
6:30 4.92 uSv/h 11:37 50.39 11:44 19.6 0:06 10.65 0:21 10.65 1:15 13.0
「シースケールでの子供の白血病発生率は明らかに大きい。しかしながら、放射能放出による被曝で予測される白血病増加は0.01〜0.1件にすぎず、セラフィールドからの放射能が白血病の原因とは考えられない」要するに、我々のモデルではこんなに増えないはずだから、増えたのは 別の原因であると。
逆に、この間には、例えば3月28日には乳幼児を含む牛乳や飲料水などの基準値を『むしろ3000ベクレル、ヨウ素の場合で3000ベクレルでいいんだ』というご提言をいただいた。
千葉県香取市の農家10戸が出荷制限に従わず、ホウレンソウを匝瑳市の八日市場青果地方卸売市場に出荷していたことを受け、香取市の宇井成一市長と同市場の泊元明社長は27日、県庁で記者会見し、出荷していた生産者は70〜80歳代が大半で、うち1人が「生活が困るのでやった」と話していることを明らかにした。また、ホウレンソウの主な流通先は匝瑳、旭市や多古、横芝光町の青果店で、東京都内の青果店にも流通した可能性があることが判明、同市場などはさらに追跡調査を進める。